毎日アークナイツを楽しんでいるドクターの皆さん、龍門幣(LMD)や作戦記録は足りていますか? 新オペレーターをお迎えして「よし、昇進2にするぞ!」と意気込んだものの、弊も経験値もまったく足りずに手が止まってしまう……というのは、私たちがロドスで直面する永遠の課題ですよね。
実は、基地の運用を最適化することは、毎日コツコツと「追加の周回分」に相当するリソースを積み上げているのと同義なんです。基地が生み出すリソースは、しっかりと組み上げればLMD換算で数万規模の価値になり、育成の手が止まりにくくなります。これは高難易度ステージを何度も周回して稼ぐのに近い成果です。
しかし、「2-5-2」や「2-4-3」といった配置の数字、結局どっちが自分に合っているのか迷いますよね。さらに2026年の環境では、アロマやプロヴァイゾといった、従来の定番編成を強化できる基地スキルを持つオペレーターが揃っています。この記事では、私が実際に試行錯誤してたどり着いた、現在の環境における貿易所の効率的な組み合わせや製造所の運用法について、初心者の方にもわかりやすく、かつマニアックに深掘りして解説していきます。
- 2026年現在の環境で「2-4-3」と「2-5-2」のどちらを選ぶべきか
- アロマやプロヴァイゾを主軸とした、最強の貿易・製造ラインの組み方
- 応接室や宿舎といった右側施設のレベル調整による、細かい効率化
- ドローン管理や疲労回復のループを活用し、無駄なくリソースを稼ぐ運用法
アークナイツの基地効率を最大化するおすすめ配置
基地運営において最も頭を悩ませるのは、やはり施設のレイアウト(建設プラン)ですよね。一度構築するとダウングレードや変更に多大なリソースと手間がかかるため、最初の方針決定が肝心です。ここでは、長年議論され続けている主要なレイアウトのメリット・デメリットと、最新のオペレーター環境を加味した最適解について深掘りしていきます。
- 2-4-3と2-5-2はどっちが良いか
- 右側の応接室レベルと調整のコツ
- 貿易所の効率を上げる最強の編成
- 製造所の組み合わせとアロマの運用
- 基地スキル一覧とTier表の活用
2-4-3と2-5-2はどっちが良いか

結論から言うと、「ログイン頻度が1日2回程度の人は2-4-3」「手間を惜しまず理論値寄りを狙いたい人は2-5-2」というのが基本になります。以前は「2-5-2こそが正義」という風潮が強かったですが、2026年現在は状況が少し変わってきました。
それぞれの特徴を比較表にまとめてみました。
| 構成 | 施設内訳 | メリット | デメリット |
|---|---|---|---|
| 2-5-2 | 貿易所:2 製造所:5 発電所:2 | 製造所が5つあるため、理論上の生産総量が最も多い。 育成状況に合わせて作戦記録と純金の比率(3:2や4:1など)を柔軟に変えやすい。 | 発電所が2つのため電力がカツカツになりやすい。 右側施設のレベルを上げにくく、宿舎の回復が遅くなりがち。 頻繁なログインと交代が必要で、管理が大変。 戦友上限やFP獲得効率に影響が出やすい。 |
| 2-4-3 | 貿易所:2 製造所:4 発電所:3 | 右側施設まで含めて高レベル運用にしやすく、宿舎の回復が早い。 管理が楽で、1日2回のログインでも高効率を維持しやすい。 スキル特化(訓練室)などの制限が出にくい。 | 製造所が4つになるため、純金・作戦記録の配分設計がシビアになりやすい。 (ただし近年は強力な製造スキルの増加で、体感差が縮まりやすい) |
アロマの実装で変わった「2-4-3」の評価
特に注目したいのは、アロマのような「純金製造を強く押し上げる人材」の存在です。純金製造は貿易所の根っこなので、ここが安定すると全体が回しやすくなります。従来の2-4-3構成では「製造所4つだと、純金を作ると作戦記録が足りない、記録を作ると純金が足りない」というジレンマが起きがちでしたが、強力な純金製造スキルを持つオペレーターが増えたことで、純金ラインを少なめにしても運用が崩れにくくなりました。
これにより、「2-4-3でも十分に稼げるし、何より管理が楽」という時代になりました。「基地の右側施設を犠牲にしている」というモヤモヤ感を抱えたくないドクターには、胸を張って2-4-3をおすすめできます。
私の運用イメージ 多忙な時期やメンタルを安定させたい時は「2-4-3」、どうしても急いで育成リソースを確保したいガチ期間は「2-5-2」というように、自分の生活スタイルに合わせて選ぶのが一番の「効率化」かなと思います。
右側の応接室レベルと調整のコツ
基地の「左側(生産施設)」ばかりに目が行きがちですが、実は「右側(サポート施設)」のレベルも効率に大きく関わってくるのをご存知でしょうか。特に2-5-2構成を採用する場合、電力の限界があるため、右側の施設(事務室、応接室、宿舎)を意図的にレベル上げせずに止める「寸止め運用」が現実的な選択肢になります。
具体的には以下のような調整が一般的です。
- 宿舎:Lv1~Lv2で止める 回復速度は落ちますが、ローテーションを工夫すれば回せます。レベルが低いと快適度が上がりにくいですが、実利を取る戦略です。
- 応接室:Lv1~Lv2で止める 戦友の上限数は減りますが、手がかりの捜索速度は「配置するオペレーターのスキル」の影響も大きいため、運用でカバーしやすいです。
- 事務室:Lv1~Lv2で止める 求人タグの更新速度に関わりますが、ここも妥協点ですね。なお、公開求人を重視するなら「事務室を上げて試行回数を稼ぐ」戦略もあるので、興味があれば事務室レベルとタグ更新回しの考え方(公開求人の上級エリート狙い)も参考になります。
スキルで施設レベル不足をカバーする
一方で、チェンのように手がかり捜索速度が高いオペレーターや、イネス、カンタービレといった条件で伸びるキャラを応接室に配置すれば、施設レベルの低さをカバーすることも可能です。特に「手がかり捜索速度」は、施設のレベルだけで決まるものではないため、2-5-2運用でも十分に手がかりを集めることは可能です。
注意点 ただし、戦友上限が減ると手がかり(Clue)のやり取りできる相手が減り、結果としてFP(Friend Point)の取得量が減りやすくなります。FPで交換できる素材まで含めて「トータルの効率」と考えるなら、やはり右側を強化しやすい2-4-3構成のメリットも無視できません。
貿易所の効率を上げる最強の編成

さて、ここが基地運用の要、LMD稼ぎの核心部分です。2026年のアークナイツにおいて、貿易所の効率を語る上で絶対に外せないのが「プロヴァイゾ(Proviso)」の存在です。
彼女の強みは、単なる「+○%」の加算バフではなく、貿易所の注文内容そのものを“おいしくする”方向に寄せられる点です。具体的には、純金の取引数が少ない注文を特殊な扱いにし、その注文で取引される純金の数を増やせるため、「純金を多く使う=LMDが伸びやすい注文」を引きやすくなります。これを利用した最強の「結論パーティ」がこちらです。
【貿易所・最強編成】 シャマレ + テキーラ + プロヴァイゾ
各オペレーターの役割解説
- シャマレ: 同じ貿易所にいる他オペレーターの“通常の効率寄与”を抑える代わりに、シャマレ本人が大きく稼ぐタイプです。実質的に「シャマレを主役にして回す」貿易所を作れます。
- テキーラ: 純金の取引数が多い注文ほど、獲得LMDが上乗せされるのが強みです。プロヴァイゾで“取引数が増えやすい状況”を作ると、テキーラの上振れが起きやすくなります。
- プロヴァイゾ: 取引数が少ない注文を「純金の取引数が増える形」に寄せられるため、テキーラの条件を満たしやすくし、結果としてLMD効率の底上げに繋がります。
この3人を組ませることで、LMD効率が非常に高い貿易所を作れます。もし貿易所を2つ運用しているなら、このチームには最優先でドローンを注ぎ込みましょう。ここが現在のロドス経済の中心地であり、心臓部です。
製造所の組み合わせとアロマの運用
製造所における近年の強化点は、純金・作戦記録それぞれに「専任級の強スキル持ち」が増えたことです。中でもアロマ(Aroma)は「純金製造」で扱いやすい強みを持ち、純金ラインの安定に寄与します。
アロマの「時間経過ブースト」
アロマのスキルは、純金製造の生産性を押し上げつつ、条件次第で伸びしろがあるタイプです。そのため、純金ラインが細くなりがちな構成でも、運用の組み方次第で「純金が足りなくて貿易所が止まる」事故を減らしやすいのがポイントです。
これが、先ほど触れた「2-4-3復権」の理由の一つです。純金製造を担当する枠を増やしにくい状況でも、強い純金要員がいると回りやすくなります。
作戦記録はライン生命にお任せ
一方、作戦記録(経験値)の製造については、相性の良い基地スキルを組み合わせることで効率が伸びます。例えば、ミヅキは同じ製造所にいる「標準化」系スキル持ちの数に応じて伸びるタイプ、ドロシーは同じ製造所にいる「ライン生命系(Rhine Lab)」の研究系スキルとの相性が良いタイプなので、手持ちに合わせて“噛み合う3枠”を作るのがおすすめです。
おすすめの作戦記録チーム ミヅキ + ドロシー +(同じ製造所に標準化/ライン生命系スキル持ちを1人)
この系統は「◯時間後に交代」といった複雑なスイッチング(切り替え)をしなくても、組み方さえ噛み合えば安定して高効率を出しやすいのが魅力です。なお、ミュルジスは発電所でドローン回収を伸ばせるため、ドローン重視運用なら発電所側で活躍させるのが分かりやすいです。
基地スキル一覧とTier表の活用
ここまで紹介したオペレーター以外にも、基地で活躍するキャラはたくさんいます。誰を育成すべきか迷ったときは、戦闘能力だけでなく「基地スキル」の優秀さで選ぶのも一つの戦略です。
基地効率の観点で見た、優先して育成・昇進させたいオペレーターをTier形式で整理してみました。
| Tier | オペレーター名(主な役割) | 育成推奨理由 |
|---|---|---|
| SS | プロヴァイゾ(貿易) アロマ(純金) テキーラ(貿易) ムリナール(制御中枢) | 編成の組み方次第で、基地全体の回り方を一段押し上げられる中核級。手持ちが揃っているなら基地目的で昇進を検討する価値があります。 |
| S | ミヅキ(記録) ドロシー(記録) エフイーター(記録) シャマレ(貿易) | 非常に高効率。メインの製造ラインや貿易ラインの中核になります(ただし一部は“相方/条件”で伸びるため、手持ちに合わせた編成が重要)。 |
| A | パッセンジャー(発電) ウィーディ(製造) ユーネクテス(制御中枢) | 条件が噛み合うと強力。ドローン回収や発電所カウント、発電所数参照型の製造スキルなど、運用設計で伸びます。 |
特にTier SSのメンバーは、戦闘で使わないとしても、基地のためだけに昇進させる価値が出やすいと断言できます。基地は長期戦なので、少しの差が積もって大きな差になります。
2026年版アークナイツの基地効率と運用戦略
良い配置と良いオペレーターが揃ったら、次は「どう運用するか」が重要です。ここでは、日々のルーチンを楽にしつつ、さらに効率を絞り出すためのテクニックを紹介します。
- 基地ツールや計算機の導入と使い方
- オペレーターの疲労と回復の計算
- 制御中枢と発電所のドローン管理
- 加工所の副産物で素材を節約する
- アークナイツの基地効率で損しないためのまとめ
基地ツールや計算機の導入と使い方
「3交代制」や「32時間サイクル」といった複雑な管理を人力で完璧に行うのは、正直言って修羅の道です。そこで活用したいのが、外部の計算機や管理ツールです。
基地は便利な反面、「操作が煩雑」「BETA表記が気になる」といった不満が出やすいのも事実なので、背景を押さえたい方は基地βがいつまでも治らないと言われる理由と不満の背景(アークナイツぐちったーの話題まとめ)も参考になります。
例えば、素材計画で有名な「Arknights Planner」のようなツールや、有志のRIIC(基地)計算機を使えば、自分の手持ちオペレーターの中で「組み合わせの当たり」を見つけやすくなります。「誰と誰を組ませるのが正解なのかわからない」という悩みは、文明の利器を使って解決してしまいましょう。
私自身、これを使い始めてから「なんとなく」の配置がなくなり、LMDの貯まるスピードが目に見えて変わりました。「自分の手持ちだと、この組み合わせが一番回しやすいのか!」という発見もあって面白いですよ。
注意 自動化ツール(MAAなど)については非常に便利ですが、利用規約上のリスクがゼロとは言い切れません。導入を検討する場合は、必ず公式の利用規約を確認した上で自己責任で判断してください。(出典:Arknights公式『Terms of Service』)
オペレーターの疲労と回復の計算

高効率なオペレーターほど、体力の消耗が激しかったり、休ませる時間が惜しかったりするものです。ここで重要になるのが、フィアメッタ(Fiammetta)を使った「回復の時短運用」です。
フィアメッタシステムの仕組み
フィアメッタの宿舎スキルは、宿舎での体力回復が常に一定で速い代わりに、他の回復加速効果を受けないという性質です。つまり「短時間で必ず戻ってきてくれる休憩要員」として扱いやすく、交代の穴埋めや回転率の安定に使えます。
- 主力(プロヴァイゾなど)が疲れてきたら、通常通り宿舎で休ませる。
- その間の“穴”を、フィアメッタのような復帰が読みやすい要員で埋めて生産ラインを止めにくくする。
- 主力が回復したら戻し、フィアメッタは宿舎で短時間回復→再投入、というローテーションで回転を安定させる。
「ブラック企業ロドス」なんて冗談めかして言われますが、効率を突き詰めると“止めない工夫”が大事になってきますね。
制御中枢と発電所のドローン管理
制御中枢には、シー、リィン、ニェンなどの「歳(Sui)」陣営や、レインボーシックスコラボのメンバーを配置する運用が知られています。
特に「歳」陣営は、制御中枢で独自のリソース(Worldly Plightなど)に関わる特殊効果を持つ一方で、本人の体力消費が増減するなどクセもあります。役割を理解して組み合わせると、制御中枢周りの運用が安定しやすくなります。また、レインボーシックスのメンバー(Ash、Blitz、Frost、Tachanka)は、制御中枢にいるオペレーター全体の回復(上向き)に寄与するスキルを持つため、4人揃えると制御中枢の交代頻度を大きく下げやすいのが強みです。
ドローンはどこに使うべきか?
発電所で生産されるドローンの使い道ですが、これは迷わず「高効率の貿易所(プロヴァイゾ+テキーラ等)」に突っ込みましょう。
ドローンの鉄則 ドローンで貿易所の回転を上げるほど、「1回の注文で得られるLMDが大きい編成」の価値が伸びやすくなります。製造所に使うのは、どうしても純金が足りない緊急時や、ラインの詰まりを解消したい場面に留めるのが賢い運用です。
加工所の副産物で素材を節約する

最後に、地味ですが非常に重要なのが「加工所」です。素材を上位素材に加工する際、一定確率で副産物が出ますが、この確率を上げることは理性を節約することに直結します。
ニェン(昇進素材)やミュルジス(ライン生命素材)など、特定の素材に対して高い副産物率を持つオペレーターは必ず使い分けましょう。特にD32鋼などの最上位素材を作る際に副産物が出るかどうかは、天と地ほどの差があります。
「面倒だから適当なキャラでいいや」とやってしまいがちですが、長期的に見ると数百、数千理性の損になります。加工の都度、必ず適切な担当者を入れ替える癖をつけることが、賢いドクターの第一歩です。なお、加工所運用の発展形として「九色鹿(Nine-Colored Deer)」の“刻印”運用などもあるので、興味があれば九色鹿の加工所スキルと刻印運用(合成玉製造の解説内)もあわせて読むと理解が深まります。
アークナイツの基地効率で損しないためのまとめ
今回は、2026年時点でのアークナイツ基地効率について深掘りしてきました。環境は常に変化していますが、要点をまとめると以下のようになります。
- 自身のプレイスタイルに合わせて「2-4-3(安定・管理の楽さ)」か「2-5-2(最大効率寄り)」かを選ぶ。
- 貿易所はプロヴァイゾやテキーラ、シャマレなどを中心とした高効率編成にドローンを集中させる。
- 製造所は純金・作戦記録それぞれの強スキル持ちを活用し、手持ちに合う“噛み合う3枠”を作る。
- フィアメッタのような回復が読みやすい要員を混ぜ、ラインを止めにくいローテーションを組む。
基地は、一度整えてしまえば毎日勝手にリソースを生み出してくれる最高の資産です。最初は複雑に感じるかもしれませんが、まずは「プロヴァイゾ」や「アロマ」といったキーキャラクター(または手持ちの強スキル持ち)の育成から始めてみてはいかがでしょうか。皆さんのロドスが少しでも豊かになることを願っています!

