アークナイツをプレイしていて、一番頭を悩ませるのが「編成」ではないでしょうか。魅力的なオペレーターがたくさんいる中で、誰を優先して育て、どう組み合わせればクリアできるのか。特に初心者のうちは、手持ちのキャラとにらめっこする時間が長くなりがちですよね。
「最強ランキングの上位キャラを並べれば勝てる」と思いきや、配置コスト(DP)が重すぎて序盤の展開が遅れたり、回復やブロックの配分が噛み合わずに崩壊したり…。このゲームは、単純なステータスの足し算だけでは勝てません。DP(配置コスト)の管理、敵の防御タイプに合わせた物理・術の使い分け、そして特定陣営で固めることで発揮されるシナジーなど、押さえるべき戦術ポイントは多岐にわたります。
今回は、どんなステージでも通用する基本のテンプレートから、環境で高い評価を受けやすいアビサルハンター編成やウィシャデル軸の考え方、さらには統合戦略を見据えた低レア編成まで、攻略をスムーズにするための編成のコツを、実戦での使い分けの観点も交えて徹底的に解説していきます。
- 汎用性が高くどんなステージでも初見クリアを目指せる基本チーム構成
- 圧倒的な生存能力とバフ効果で戦場を支配するアビサルハンター編成の組み方
- 育成リソースを大幅に節約しつつ、攻略の要となる星3・星4の活用法
- 高難易度ステージやローグライク攻略で差がつく外部ツールとボスの対策思考
基本を押さえたアークナイツの編成のコツ
まずは、ゲームを始めたばかりの方から、イベントのEXステージ攻略に挑む中級者の方まで幅広く使える、編成の基礎理論について解説します。アークナイツは「役割の穴」があると一気に崩れやすいので、まずは負け筋を潰す型を作り、そこからステージギミックに合わせて微調整していくのが上達への近道です。
- 初心者におすすめのバランス良い編成例
- 最強の耐久力を誇るアビサルパの強さ
- 星3キャラを活用した編成のメリット
- 周回を楽にする放置編成の作り方
- ウィシャデルを入れた最強編成の運用
初心者におすすめのバランス良い編成例

長く安定しやすい基本形としてよく挙げられるのが、先鋒・重装・医療・狙撃を各2名ずつ入れる「2-2-2-2」型です。ここに残りの枠(4枠)で術師や前衛、特殊などを補い、「コスト稼ぎ」「ブロック(足止め)」「回復」「対空・雑魚処理」を最低限確保する考え方が、初見対応力を高めます。
【基本の2-2-2-2構成の内訳】
- 先鋒 2名:戦闘開始時のコスト稼ぎ担当。
- 重装 2名:敵をブロックし、攻撃を受け止める盾役。
- 医療 2名:HP回復担当(単体回復1+範囲回復1が理想)。
- 狙撃 2名:対空攻撃と軽量敵の処理担当。
- 術師 2名:高防御の敵を削る術ダメージ担当(物理が通りにくい相手への回答)。
- 前衛/自由枠 2名:遊撃やボス削りなど、状況に応じた役割。
なぜこのバランスが良いのか、もう少し深掘りしてみましょう。アークナイツの戦闘は大まかに「序盤の展開」「中盤の処理」「終盤のラッシュ・ボス」の3フェーズで崩れ方が変わります。
まず開幕はDPが枯渇しているので、先鋒を出してDPを回すのが基本です。1人だとステージ次第で間に合わないこともあるため、2人体制だと安定しやすいです。次に、ドローンや犬などの足の速い敵が混ざる中盤は、コストの軽い狙撃や前衛で処理を回しやすくなります。そして大型の敵やラッシュが来る終盤に向けて、重装でルートを固め、敵の硬さに応じて術・デバフ・高火力スキルを差し込む。
この流れに対して「役割の穴」を作りにくいのが、2-2-2-2を核にしたバランス編成の強みです。
もちろん、これはあくまで基本形です。「ドローンが大量に出るステージ」なら対空狙撃や対空できる術・補助を増やす、「落とし穴が多いステージ」なら火力だけでなく突き飛ばし・引き寄せができる特殊オペレーターを採用するなど、ステージの情報を見たうえでの微調整が勝利の鍵になります。
最強の耐久力を誇るアビサルパの強さ
特定の陣営や種族で固める「統一編成」の中でも、アビサルハンター(Abyssal Hunters)中心の編成、通称「アビサルパ」は、耐久面の完成度が突出しやすいことで知られています。要点は「個々が硬い」というより、陣営バフで“実質耐久”を底上げできるところにあります。
この編成の核になりやすいのが、配布★6オペレーターでもあるグレイディーアです。彼女はアビサルハンターの耐久設計を一段引き上げる役として機能します。
グレイディーアのモジュール効果が凄まじい
彼女のモジュール(強化段階が進んだもの)を育てると、グレイディーアが配置されている間、編成しているアビサルハンターの生存力が大きく伸びます。特に上位段階では、対「海の怪物」系だけに限られがちな軽減条件が緩和され、より幅広い戦闘で恩恵を受けられるのがポイントです。
- HPリジェネレーション:毎秒最大HPの3.5%を回復。
- 被ダメージ軽減:受ける物理・術ダメージを30%軽減(上位段階で適用条件が広がり、汎用的に働きやすくなる)。
「毎秒3.5%回復」は、例えばHPが4000あるオペレーターなら毎秒140回復に相当します。これにより、医療オペレーターの回復範囲外でも“粘りやすく”なり、継続ダメージ系のステージでも耐久が安定しやすいです。ただし、継続ダメージの量や同時被弾が大きい場面では流石に限界があるため、状況に応じて医療・減速・足止めなどの補助は併用してください。
さらに、アビサルハンターであるウルピアヌス(前衛・槌撃士)や、倒されても人形に切り替わって戦線を維持できる帰溟スペクター(特殊・傀儡師)を組み合わせることで、地上ルートを非常に崩れにくくできます。耐久が安定すると医療枠を減らして火力やギミック対応に枠を回しやすくなるのも、編成上の大きなメリットです。
星3キャラを活用した編成のメリット

「高レアリティのキャラの方が強いから、星3なんて育てなくていいでしょ?」と思っていませんか?実はその考え、アークナイツでは半分正解で半分間違いです。
確かに最終的なステータスや対応力の幅は★6が上になりやすい一方、★3オペレーターには「育成コストの安さ」と「低コストでの初動の安定」という明確な強みがあります。特に、エンドコンテンツの一つである「統合戦略(ローグライク)」では、★3以下が希望(採用コスト)0で招集できるため、序盤の人数不足を避けるうえで非常に重要です。
| キャラ名 | 職分 | 具体的な運用メリット |
|---|---|---|
| クルース | 狙撃 | 「こ〜こ〜だ〜よ〜」の声でお馴染み。素質による確率火力が序盤〜中盤で頼りになり、昇進1レベルMAXならドローン処理の主力として採用しやすいです。コストが軽く初動の事故を減らせます。 |
| メランサ | 前衛 | 1ブロックの高HP・高攻撃タイプ。硬い敵を正面から受ける役ではなく、術師や危険な敵への「差し込み」で短時間で処理する運用が得意です。 |
| スポット | 重装 | いわゆる「回復盾」。スキル中は攻撃の代わりに回復行動を行い、回復した味方に物理回避を付与できるため、医療招集券が来ないときの“つなぎ”として非常に優秀です。 |
| スチュワード | 術師 | 「防御力が最も高い敵を優先して狙う」素質持ち。硬い敵へ術を当てたい場面でターゲットのブレが少なく、序盤の装甲兵処理が安定します。 |
彼らは龍門幣や作戦記録の消費も少なく、即戦力として投入できます。「手持ちが少ないから勝てない」と嘆く前に、まずは星3を昇進1のレベルMAX(星3はE1Lv55)まで育てて、編成の土台を安定させてみてください。
周回を楽にする放置編成の作り方
アークナイツは素材集めのために同じステージを何十回も周回することがあります。毎回スキルのタイミングを合わせるのは疲れますし、操作のズレで自動指揮が崩れるのもストレスですよね。そこで目指す到達点の一つが「放置(AFK)編成」です。
これは、配置後の操作が少なくて済むスキル(永続に近い運用ができるスキル、または扱いが簡単な自動発動など)を持つオペレーターを主軸にして、周回の再現性を上げる考え方です。
代表的な放置枠オペレーター
- ソーンズ(前衛):スキル3「デストレッツァ」を2回発動して“完成形”になると、攻撃範囲の拡大や継続火力が安定し、雑魚処理を任せやすくなります。
- マウンテン(前衛):比較的コストが軽めで早期配置しやすく、スキル2運用で自己回復・範囲攻撃を軸にルート封鎖役になれます(ただし防御面のデメリットがあるため、敵の質に応じて補助は必要です)。
- マドロック(重装):味方の回復を受け付けない代わりに、自己完結の耐久ギミック(シールドなど)で前線を維持できます。スキル2は敵の密度が高いほど回転が良くなりやすく、周回での安定要員になりやすいです。
彼らを育成しておくと、イベント周回での精神的疲労が大きく減ります。周回ゲーである以上、「再現性を買う」育成は十分に元が取れます。
ウィシャデルを入れた最強編成の運用
限定オペレーターWis’adel(ウィシャデル)は、狙撃の「投擲手」という職分で、地上の敵に対して範囲物理攻撃を複数回当てる特性を持ち、殲滅力の高さで注目されやすい存在です。なお、Wが「Wiš’adel」として正式名称で扱われることについては、英語圏の公式発信でも明言されています。(出典:ArknightsEN公式X「Sarkaz mercenary leader W, now formally renamed Wiš’adel」)
重要な前提として、投擲手の通常攻撃は基本的に地上の敵を対象とします(ドローンなど空中敵に対しては、別途対空要員を置くのが基本です)。そのうえで、ウィシャデルは「範囲攻撃」「余震(追加ヒット)」「敵に付与する残像の爆発による追加ダメージとスタン」などが噛み合い、密集処理や押し込みの強さが出やすいのが特徴です。
「彼女を守る」編成へシフトする
ウィシャデルを軸にする場合、従来の「全員でバランスよく迎撃する」よりも、「ウィシャデルが安定して撃ち続けられる状況を作る」という発想が強くなりがちです。なぜなら、投擲手は射程や対象の制約がある一方で、火力を出せる時間帯に一気に盤面を整理できるからです。
彼女はスキルで「魂の影」と呼ばれる召喚物を配置し、スキル3中は魂の影が術攻撃を行うなど、盤面への影響力が非常に高まります。また、配置時に攻撃範囲内へ魂の影を配置し、その周囲に迷彩を付与する効果もあるため、敵の遠距離攻撃に狙われにくい状況を作れる場合があります(ただし、迷彩は万能な無敵ではなく、範囲攻撃や状況によっては被弾します)。そのため、残りの枠は「早期配置のためのコスト稼ぎ(先鋒)」や「スキルの谷間を支えるブロッカー・減速・デコイ」などで固める形が噛み合います。
ウィシャデルは強力ですが、「物理攻撃なので防御(DEF)の影響は受ける」「基本は地上対象で、対空は別途用意が必要」といった前提もあります。ギミック理解を飛ばしてしまうと、編成縛りや特定のステージで詰む原因になるので、“何が強さの源泉か”は意識しておくと安定します。大陸版を含む環境評価の見方を深掘りしたい場合は、アークナイツ大陸版Tier最新!最強キャラと未来視を徹底解説も参考になります。
攻略を有利にするアークナイツの編成術
ここからは、ゲーム内のキャラクター選びだけでなく、ゲーム外のツール活用や、高難易度ステージに挑む際の思考法など、攻略全体をスムーズに進めるためのテクニックをお話しします。
- 育成管理ツールや診断サイトの活用
- シミュレーターで配置を予習する方法
- 統合戦略における低レア編成のコツ
- 高難易度ボスへの対策と編成適応
- アークナイツの編成における最適解
育成管理ツールや診断サイトの活用
オペレーターを昇進2にしたり、スキルを特化したりするには、膨大な量の素材が必要です。「中級異鉄がいくつ足りないんだっけ?」「理性回復剤はいくつ割ればいいの?」と毎回計算するのは非常に面倒ですよね。
そんな時に助けとなるのが、Kroosterなどの育成管理ツールです(いずれも有志ツールなので、利用時は自己責任・バックアップ推奨です)。
- 所持状況の可視化:自分の手持ちキャラの育成レベルを入力して管理できます。
- 必要素材の目安計算:「このキャラを最大強化したい」と設定し、必要素材の総量や不足分の把握ができます(ステージ提案はツールや更新状況により精度が異なります)。
- 攻略の再現性確認:攻略動画や攻略記事の編成が、自分の手持ちでどこまで再現できるかの目安になります。
計画的に育成を進めることは、無駄な理性消費を減らすことにも直結します。なお、外部攻略情報を参照する際の「黒ウィキ」系の使い分けやURL確認が必要な場合は、アークナイツ黒ウィキの歩き方!URLや初心者ガイドも解説のように“安全な参照方法”を整理した記事を一度押さえておくと安心です。
シミュレーターで配置を予習する方法

高難易度のハード系ステージ(H)や強襲(チャレンジ)相当の難度、あるいは統合戦略の深層ボス戦など、「ミスの代償が大きい」局面では事前の予習が効きます。なお、演習(練習)が使えるステージも多い一方、モードや期間限定コンテンツによっては演習が制限されたり、リトライのコストが重く感じやすい場面もあります。
PRTS Mapなどのマップ系データベース(有志サイト)を活用すると、敵の出現ルートやウェーブ構成などを把握しやすくなります。「このルートは硬い敵が通るから術を厚めに」「直線が刺さるからイフリートの置き場を探す」といった作戦を、理性を消費せずに組み立てるのが最大のメリットです。
初見殺しのギミックが多いステージほど、ルートや敵種を把握するだけで難度が下がります。「予習も編成の一部」と捉えましょう。
統合戦略における低レア編成のコツ
アークナイツのエンドコンテンツである「統合戦略(ローグライク)」では、最初に招集できるオペレーターの数と「希望(コスト)」が厳しく制限されます。ここで普段通りに★6キャラばかり選ぶと、希望不足で編成人数が足りず、序盤で押し切られる原因になりやすいです。
定石は、★3・★4を軸に序盤を安定させ、希望に余裕が出てから高レアを足していく流れです。特に以下の★4キャラは、希望2で招集できることを考えると破格の働きをしやすいです。
ローグライクの神器たち
- テンニンカ(先鋒):コスト稼ぎの要。序盤の展開速度を底上げします。
- ジェイ(特殊):配置中にコストを消費し続けるデメリットはありますが、自己回復を絡めた殴り合い性能が高く、序盤のルート維持に強いです(ただしコスト管理は必須)。
- カッター(前衛):スキルで対空もこなせるため、編成が薄い序盤の穴埋めになりやすいです。
「ビーンストーク+ジェイ+クルース」のように、低希望・低コストで役割が散らばる組み合わせをいくつか用意しておくと、どんな状況でも安定したスタートが切りやすくなります。
高難易度ボスへの対策と編成適応

メインストーリーの「パトリオット」や、イベントEXステージのボスなど、規格外のステータスや特殊ギミックを持つ敵には、汎用のバランス編成だけでは押し切れないことがあります。ここで求められるのが、相手の弱点だけを徹底的に突く「対策編成」への切り替えです。
例えば、物理防御力(DEF)が非常に高いボスに対しては、物理アタッカーの攻撃がほとんど通らず、最低保証ダメージに近い形になってしまうことがあります。この場合、思考を以下のように切り替える必要があります。
【高防御ボスへの3つのアプローチ】
- デバフで装甲を剥がす:シャマレの人形やプラマニクスなどで防御力を下げ、物理攻撃を通しやすくする。
- 術ダメージで攻める:物理が通りにくいなら、術耐性(RES)の低い相手に術火力(例:スルト、エイヤフィヤトラ等)を当てて削る。
- 確定ダメージ(True Damage)で貫通する:防御力も術耐性も無視する確定ダメージ(例:ケルシーのMon3tr、アーミヤ(前衛)など)を主軸にする。
「勝てない!」と思ったら、まずは敵情報を確認してください。物理が通りにくいのか、術が通りにくいのか、状態異常が有効なのか。その情報に合わせて「刺さるオペレーター」だけを選抜した特化チームを組む柔軟性が、攻略の分岐点になります。
アークナイツの編成における最適解
アークナイツの面白いところは、編成に「絶対的な正解」が存在しないことです。限定キャラや★6中心で突破する爽快さもあれば、★3・★4中心で工夫して抜けるパズル的な達成感もあります。
まずは基本の「2-2-2-2」を核に、盤面を安定させる感覚を掴みましょう。そこから、アビサルハンターのような強力なシナジー編成や、ウィシャデルのような強烈な範囲殲滅札を用いて、特定の課題(耐久不足、処理不足)を埋めていく。
そして、行き詰まったら外部ツールやデータベースで敵の傾向を調べ、育成リソースを無駄なく配分する。この循環が、現実的な「最適解」への近道です。
重要なのは、手持ちの「駒」の性能を正しく理解し、目の前の戦場に合わせて最適な「解答」を用意するプロセスそのものです。
ぜひこの記事を参考に、あなただけの最強ロドス艦隊を作り上げてくださいね!
※本記事の情報は執筆時点(2025-2026年初頭)の環境に基づく一般的な編成思想です。ゲームのアップデートにより、オペレーターの性能や敵ギミック、統合戦略の仕様などは変化する可能性があります。プレイ中のバージョンに合わせて、ゲーム内の説明や公式告知もあわせてご確認ください。

