はぴだんぶいの人気順や各メンバーの順位変動が、今まさに気になっていませんか。2025年のサンリオキャラクター大賞(第40回・総得票数約6,316万票)の結果が2025年6月29日に発表され、ポチャッコやハンギョドンといった個性豊かなメンバーたちが現在どの位置にいるのか、明確な数字として明らかになりました。
かつて80年代から90年代に一世を風靡した彼らが、「V字回復」をスローガンに結成したこのユニット。今やサンリオ全体の盛り上がりを支える、なくてはならない重要な存在となっていますね。
私自身も、子供の頃に筆箱やタオルで親しんだ彼らが、令和の時代に再び第一線で輝いている姿を見ると、懐かしさと同時に胸が熱くなります。単なる「懐かしいキャラ」で終わらず、現代のトレンドと融合して進化し続けているのが彼らの凄いところです。
この記事では、最新の確定ランキングデータをもとに、彼らの現在地と人気の理由、そして数字の裏にあるドラマについて詳しく解説していきます。
- 2025年サンリオキャラクター大賞に基づいた正確なユニット内順位
- ポチャッコが圧倒的な人気で1位に君臨し続ける理由と背景
- あひるのペックルの躍進やけろけろけろっぴの順位変動の詳細
- 海外ファンからの支持や今後の活動に向けた展望と期待
2025年版はぴだんぶいの人気順と最新の結果

それでは早速、2025年のサンリオキャラクター大賞で確定した最新データをもとに、はぴだんぶいメンバーのリアルな人気順位を紐解いていきましょう。「なんとなく人気がある」ではなく、実際の得票数や前年との比較データを通して見ることで、今の彼らの勢い(モメンタム)がより鮮明に見えてきます。
メンバー内の確定順位や得票数の一覧
まずは、2025年のサンリオキャラクター大賞における「はぴだんぶい」メンバーの順位と得票数を見ていきます。公式発表された最終結果によると、メンバー全員が総合トップ15位以内にランクインしています。数百キャラクターがエントリーする中でのこの成績は、ユニットとしてのブランド力が極めて高い水準にあることを証明しています。
| ユニット内順位 | キャラクター名 | 総合順位 | 得票数 | 前年比 |
|---|---|---|---|---|
| 1位 | ポチャッコ | 3位 | 3,935,101票 | ▼ (2位→3位) |
| 2位 | ハンギョドン | 8位 | 2,243,702票 | ➡ (8位維持) |
| 3位 | タキシードサム | 9位 | 2,082,914票 | ➡ (9位維持) |
| 4位 | あひるのペックル | 10位 | 2,032,405票 | ▲ (11位→10位) |
| 5位 | バッドばつ丸 | 11位 | 1,852,644票 | ▲ (13位→11位) |
| 6位 | けろけろけろっぴ | 14位 | 1,809,818票 | ▼ (7位→14位) |
このデータから読み取れるのは、ポチャッコが頭一つ抜けた「絶対的エース」であるという事実と、2位以下のハンギョドン、タキシードサム、ペックルたちによる熾烈な「トップ10争い」の構図です。
特に2位から4位までは20万票ほどの差の中にひしめき合っており、少しのきっかけで順位が入れ替わる可能性があります。ファンとしては「推しをなんとかトップ10に入れたい!」「上の順位に行かせたい!」という熱い気持ちが応援の原動力になりますよね。詳細な公式データについては、以下の一次情報もぜひ参考にしてみてください。
(出典:2025年サンリオキャラクター大賞 公式サイト『結果発表』)
2024年と2025年の順位変動を比較
人気順を知る上で欠かせないのが、前年からの「変動」です。順位が上がったのか下がったのかを見ることで、そのキャラクターが今「上昇気流に乗っているのか」、それとも「守りの時期なのか」が見えてきます。
ペックルとばつ丸の素晴らしい躍進
今回、特筆すべきはあひるのペックルです。前年の11位からワンランクアップして10位に入り、なんと31年ぶりのトップ10入りを果たしました。31年ぶりですよ? この数字には、長年応援し続けてきたファンも、新しくファンになった人も感涙ものです。また、バッドばつ丸も13位から11位へと2ランクアップしており、トップ10入りまであと一歩というところまで迫っています。
けろっぴに見るランキングの厳しさ
一方で、けろけろけろっぴは前年の7位から14位へと順位を下げました。一見するとネガティブに見えるかもしれませんが、得票数は約180万票と、上位のばつ丸とわずか4万票差の接戦です。「はなまるおばけ」や「こぎみゅん」といった新しい世代のキャラクターが台頭する中で、ベテランとしてこの位置を死守しているのは、むしろ固定ファンの熱量が依然として高い証拠だと言えるでしょう。
なぜポチャッコが1位なのかという理由
ユニット内でも断トツの1位、総合でも3位というポチャッコの強さはどこにあるのでしょうか。シナモロールやポムポムプリンという「巨大な壁」に挑み続けられるのは、はぴだんぶいの中では彼だけです。その最大の理由は、「全世代に刺さる王道の愛らしさ」にあると私は考えています。
好奇心旺盛でおっちょこちょい、でも友達思い。そんな彼の性格と、白くて丸いシンプルなデザインは、時代やトレンドに左右されない普遍的な魅力があります。昔からのファン(復帰勢)にとっては「変わらない安心感」があり、新しいファン層であるZ世代にとっては「守ってあげたくなる可愛さ」として映ります。ユニット全体の総得票数(約1,396万票)のうち、約28%を彼一人が稼ぎ出しているという事実からも、ポチャッコが「はぴだんぶい」を牽引するリーダー的存在であることは間違いありません。
ペックルの躍進とけろっぴの順位推移
先ほども少し触れましたが、あひるのペックルの躍進についてもう少し深掘りしましょう。かつては順位が低迷していた時期もありましたが、はぴだんぶいとしての活動を通じて彼の魅力が再発見されました。
特に「お人好しで優しい」「歌やダンスが大好き」という彼の個性が、YouTubeやSNSでの動画コンテンツと非常に相性が良かったのだと思います。ペックルが一生懸命踊る姿に癒やされた人は多いはずです。この「癒やし」を求める現代のトレンドと合致したことが、今回のV字回復の大きな要因でしょう。
豆知識:ペックルの誕生日は7月27日。夏生まれらしく、Tシャツが似合う元気な男の子ですが、実は泳ぎが苦手というギャップも魅力の一つです。
対してけろっぴは、順位のボラティリティ(変動)が大きい傾向にあります。これは浮動票が動きやすい位置にいるとも言えますが、逆に言えば「爆発力」を秘めているということ。2024年に7位へ急上昇した実績があるため、来年以降、また大きく順位を上げてくる可能性は十分にあります。
海外におけるメンバーの人気傾向や評判
はぴだんぶいの活躍は国内にとどまりません。サンリオキャラクター大賞は世界中の国や地域から投票が行われるグローバルなイベントであり、海外視点で見るとまた違った人気順が見えてくるのが面白いところです。
提供されているデータによると、海外の国や地域によってはハンギョドンが日本より高い順位で上位にランクインしているケースもあります。彼の持つ独特のユーモアや、ちょっとシュールな「キモカワ」要素は、言葉の壁を越えて海外のファンにも愛されているようです。
また、バッドばつ丸のクールで天邪鬼なビジュアルも海外親和性が高く、地域によってはトップ10入り(9位や10位など)を果たしています。「KAWAII」だけでなく「COOL」や「FUNNY」といった要素も評価される海外市場において、はぴだんぶいの個性的なメンバーは非常に強いポテンシャルを持っています。
はぴだんぶい人気順の背景とメンバーの魅力

ここまでは数字に基づいた順位を見てきましたが、ここからは彼らの魅力の根源にさらに深く迫ります。なぜ今、80年代・90年代生まれの彼らがこれほどまでに支持されているのか。その背景にあるストーリーやコンセプトを理解すると、彼らのことがもっと好きになるはずです。
各メンバーの名前やプロフィールと誕生日
順位を語る前に、彼らの基本情報をしっかり整理しておきましょう。デビュー年を見ると、昭和後期から平成初期にかけて登場したベテラン揃いであることが分かります。私たちが子供の頃に慣れ親しんだキャラクターたちが、今も現役で頑張っているって素敵ですよね。
| 名前 | 誕生日 | デビュー | 属性・役割 |
|---|---|---|---|
| タキシードサム | 5月12日 | 1979年 | おしゃれなペンギンの男のコ |
| ハンギョドン | 3月14日 | 1985年 | 人を笑わせるのが得意な半魚人 |
| けろけろけろっぴ | 7月10日 | 1988年 | 元気いっぱいのカエルの男のコ |
| ポチャッコ | 2月29日 | 1989年 | 好奇心旺盛でアクティブなイヌ |
| あひるのペックル | 7月27日 | 1989年 | お人よしで心優しいアヒルの男のコ |
| バッドばつ丸 | 4月1日 | 1993年 | いたずら好きで天邪鬼なペンギン |
こうして並べると、タキシードサム(1979年)からバッドばつ丸(1993年)まで約14年の幅があります。まさにサンリオの黄金期を支えたレジェンドたち。それぞれのキャラクターデザインも、当時の流行や空気感を反映していて味わい深いです。
ユニットのコンセプトや結成の意味とは
「はぴだんぶい」というユニークなユニット名。これには「ハッピーになりたい男子たち、V字回復をねらう」という、切実かつ前向きな意味が込められています。これが彼らの活動の核となるコンセプトです。
彼らは全員、過去に爆発的な人気を博した経験を持ちながら、時代の変化とともに一時的に順位を落とし、スポットライトから遠ざかった時期を経験しています。「もうオワコンかな…」なんて思われた時期もあったかもしれません。しかし、彼らは諦めませんでした。
「みんなとなら、どんなことも”だいじょうぶい”!」を合言葉に、自分たちの個性を磨き直し、再び人気者を目指して奮闘する。この「敗者復活」や「再挑戦」のドラマ性(エモさ)こそが、現代社会で閉塞感を感じている私たちの心に強く響くのです。単なる「カワイイ」を超えた、応援したくなる理由がそこにはあります。
グッズやコラボに見る人気の理由と背景
人気のバロメーターとして分かりやすいのが、グッズ展開や企業コラボの多さです。最近ではコンビニのお菓子キャンペーン、有名アパレルブランドとのコラボ、ガチャガチャ(カプセルトイ)など、街中で彼らを見かけない日はないほどですよね。
特に、彼らの少しレトロでシンプルなデザインは、近年の「昭和レトロ」や「平成レトロ」ブームと相性抜群です。若いZ世代にとっては「一周回って新しくてエモい」、親世代にとっては「懐かしくて落ち着く」という、二重のフックが効いています。親子二世代で共通の話題として盛り上がれるキャラクターというのは、実はとても貴重な存在ではないでしょうか。
タキシードサムやハンギョドンの安定感
ランキング中位をガッチリと支えるタキシードサムとハンギョドンには、驚くほどの安定感があります。流行り廃りに左右されない「自分の場所」を確立している印象です。
特にハンギョドンは、近年のサウナブームとリンクした「サウナグッズ」などが大ヒット。そのシュールで憎めない表情がサブカルチャーを好む層から熱烈な支持を得て、一過性のブームを超えた「ジャンル」として定着した感があります。タキシードサムも同様に、その洗練されたフォルムと色使いがファッションアイコンとして愛され続けており、女性ファンを中心とした堅い地盤を持っています。彼らが安定しているからこそ、ユニット全体が安心して冒険できるのかもしれません。
バッドばつ丸の上昇とインフルエンサー
バッドばつ丸の人気上昇の裏には、インフルエンサーや著名人の影響も見逃せません。象徴的なトピックとして、人気アーティストの「あのちゃん」がばつ丸の大ファンであることを公言し、結果発表イベントで対面を果たした際には会場が大きく沸きました。
こうしたZ世代のアイコンが「推し」として名前を挙げることで、ばつ丸の持つ「反骨心」や「いたずら好き」なキャラクターが再評価されています。優等生じゃなくてもいい、自分のスタイルを貫くのがカッコいい。そんな「多様性」の時代のメッセージを体現する存在として、ばつ丸はこれからも支持を広げていく予感がします。
はぴだんぶいの人気順から見る今後の展望
最後に、今回のはぴだんぶい人気順の結果を踏まえて、今後の展望を考えてみます。2025年の結果は「全員ランクイン」という素晴らしいものでしたが、ユニット内の順位争いは依然として熾烈です。
特に2位から6位までの票差は、数千万票規模の母集団から見れば「誤差」と言える範囲内かもしれません。ペックルやばつ丸がさらに勢いを増して上位を脅かすのか、けろっぴが底力を見せて巻き返すのか。この「順位が固定化されていないハラハラ感」こそが、はぴだんぶいを応援する最大の醍醐味であり、ファンの投票行動を熱くさせる原動力となっています。
来年のランキングでは、また違ったドラマが生まれることでしょう。これからも彼らのV字回復の物語を、一緒に見守り、応援していきましょうね。
本記事で紹介した情報は、執筆時点でのデータや個人的な見解を含みます。最新のイベント情報や正確な順位については、必ずサンリオ公式サイトをご確認ください。

