NHKドラマ『家族だから愛したんじゃなくて、愛したんだ』、本当に心に響く作品でしたね。特に岸本(河合優実さん)と家族の物語が描かれた背景、あの印象的な風景が気になった方も多いんじゃないでしょうか。
「家族だから愛したんじゃなくて」のロケ地って、いったいどこなんだろう?と、私も気になって調べてみました。主な舞台は神戸だと話題ですが、実は埼玉や千葉でも撮影があったみたいですね。主人公の家や学校、通っていた病院、印象的なカフェの場所など、具体的な撮影場所を特定したい!と思うのはファンなら当然かも。
私自身、ドラマの空気感が大好きだったので、どの場所であのシーンが撮られたのか、知れば知るほど作品への理解が深まる気がしています。この記事では、私が調べたロケ地情報をできる限り詳しくまとめてご紹介しますね。
- ドラマの主な舞台となった神戸のロケ地
- 埼玉(川口市)や千葉(淑徳大学)の撮影場所
- 主人公の家や学校など具体的な場所の考察
- ロケ地巡りをする際のポイント
家族だから愛したんじゃなくてのロケ地特定

まずは、ドラマの主な撮影場所として特定されている地域や施設を、もう少し深掘りしてチェックしていきましょう。物語の核となる「神戸」はもちろん、意外な場所でも撮影が行われていたようです。
ロケ地は神戸がメイン
やはり、この作品を語る上で欠かせないのが兵庫県神戸市ですね。原作者である岸田奈美さんの出身地・在住地が神戸ということもあり、作品の背景として、これ以上ないほど説得力のある場所だったと思います。
ドラマのクレジットにもあったように、神戸フィルムオフィスも全面的に撮影に協力していたようです。神戸といえば、港の風景、異人館、美しい坂道などが思い浮かびますが、そうした「ザ・神戸」な風景だけでなく、日常的な住宅街の雰囲気も含めて、物語の世界観を見事に作り上げていましたね。
神戸ジャーナルの記事でも、河合優実さんの主演作であり、作家(岸田奈美さん)も神戸出身であることが取り上げられていました。地元メディアも注目していたようです。
家族の喜怒哀楽が詰まったあの物語は、神戸という街の持つ独特の空気感(山と海が近い暮らし)があったからこそ、より深く心に響いたのかもしれません。
神戸の具体的な撮影場所
神戸フィルムオフィスの情報によると、特に神戸市北区などがロケ地として使われたようです。北区は神戸市の中でも広大な面積を持ち、都市部から自然豊かなエリアまで多様な顔を持っています。どのあたりが使われたのか、非常に気になりますね。
また、ドラマの随所に映り込む港の風景から、ポートアイランドやメリケンパーク周辺、あるいは神戸市街地を見下ろす高台からの眺めなども使われている可能性が高いかなと思います。
ただ、具体的な「このお店」「この道」といったピンポイントの情報は、まだ多く出ていないのが現状です。これは、地域の安全やプライバシーに配慮してのことかもしれませんね。
長峰霊園もロケ地の一つ

神戸市内で、比較的はっきりとロケ地として名前が挙がっているのが、神戸市灘区にある長峰霊園です。こちらは、映画やドラマのロケ地情報をデータベース化している「国立映画アーカイブ」のサイトにも登録されていました。(出典:国立映画アーカイブ『全国ロケーションデータベース』)
長峰霊園は、神戸の市街地や大阪湾を見渡せる、非常に見晴らしの良い場所にある霊園です。ドラマの中で、お墓参りのシーンや、家族が何か大切な話をするような、少しシリアスで印象的な場面で使われた可能性が考えられますね。
もし訪れる場合は、もちろんですが霊園ですので、お墓参りに来られている方のご迷惑にならないよう、最大限の配慮と静粛を保つことが求められます。
埼玉でのロケ地は川口市
メインの舞台は神戸ですが、なんと関東の埼玉県川口市でも撮影が行われていたようです。これはエキストラ募集の情報(トループ)から判明したみたいですね。
2023年2月16日に撮影が予定されていたようで、監督は大九明子さん、そして主演の河合優実さんや錦戸亮さんも参加する撮影だったとか。平日朝から夕方までと、かなり長時間の撮影だったようです。
川口市内のどの施設が使われたのかは明記されていませんが、神戸では撮影が難しい特定のシーン(例えば、家の内部や、特定の施設の室内など)が撮影された可能性が高いですね。ドラマのクレジットをよく見ると、川口市の施設名がヒントとして隠れているかもしれません。
千葉のロケ地と淑徳大学
さらに、千葉県もロケ地として名前が挙がっています。特に、淑徳大学(千葉キャンパス)が「取材協力」としてドラマのエンディングクレジットに掲載されていました。(参照:淑徳大学公式サイト)
淑徳大学の公式サイトでも、NHK BSプレミアムで放送されたドラマ(おそらく本作のこと)に協力した旨が掲載されていましたね。大学のキャンパスが、ドラマ内でどのような施設として登場したのか気になります。
考えられる使用シーン
- 主人公が通う大学のキャンパス
- (時期的に)高校のシーン
- 大学病院や研究室などの施設
広いキャンパスや現代的な校舎は、様々なシーンに対応できるため、ロケ地としてよく使われます。岸本が通う大学のシーンだったと考えるのが自然かなと思いますが、皆さんはどのシーンだったと思いますか?
家族だから愛したんじゃなくてロケ地巡り

さて、特定されたロケ地情報をもとに、ドラマファンとしては「聖地巡礼」も気になるところですよね。ここでは、特に気になる場所について、もう少し深掘りして考察してみます。ロケ地巡りを計画する際の参考にしてみてください。
主人公の家はどこ?
ドラマで最も重要で、最も気になるロケ地の一つが、主人公たちが暮らした岸本家ですよね。あの坂の途中にある家、家族の歴史が詰まったあの空間は、どこにあるのでしょうか。
結論から言うと、主人公の家の具体的な場所(住所)は特定されていませんし、公表もされていません。
これにはいくつか理由が考えられます。
家が特定できない理由(推測)
- プライバシー保護: もし一般の住宅をお借りして撮影した場合、ファンが殺到すると住民の方の生活に多大なご迷惑がかかるため、絶対に公表されません。
- 設定上の組み合わせ: ドラマの「家」は、複数の場所を組み合わせて作られている可能性が非常に高いです。
- 外観A(坂道から見た家): 神戸市内のどこかの坂道
- 外観B(玄関周り): 別の住宅やスタジオセット
- 室内: 埼玉県川口市などで撮影されたハウススタジオやセット
特に「室内」は、撮影のしやすさや機材の搬入を考えると、都心近郊のスタジオが使われるケースは非常に多いです。埼玉・川口での撮影は、もしかしたらこの家の室内シーンだった可能性もありますね。
万が一、今後SNSなどで「ここが家だ」という情報が出回ったとしても、絶対に無断で訪問したり、敷地内に入ったり、写真を撮ったりしないでください。これはロケ地巡りの最低限のマナーであり、法的な問題にも発展しかねません。
学校のロケ地を調査
学校のシーンも多く登場しました。先ほど挙げた淑徳大学(千葉キャンパス)が、大学のシーン、あるいは回想シーンなどで高校のキャンパスとして使われた可能性が高いですね。
ただ、学校のシーンといっても、講義室、廊下、中庭、体育館、通学路など、様々な場所があります。淑徳大学だけで全てを撮影したのか、あるいは他の学校や施設も使われたのかは、現時点では不明です。
大学は一般の方も入れるエリア(学食など)がある場合もありますが、基本的には学生や教職員のための場所です。もし訪れる際は、必ず大学の規則に従い、授業や学生生活の妨げにならないよう、静かに見学する必要があるでしょう。
印象的なカフェの場所

ドラマには、主人公たちが話をする印象的なカフェや飲食店も登場したかと思います。ファンとしては、同じ場所で同じメニューを…と考えちゃいますよね。
こちらも、残念ながら「このカフェです!」という具体的な店名までは、まだ情報が少ないようです。神戸市内にはおしゃれで素敵なカフェがたくさんあるので、その中の一つがロケ地として使われた可能性は高いですね。
もしかしたら、ロケ地として公表すると人気が出すぎて通常営業に支障が出るため、お店側の意向で非公開にしているケースもあるかもしれません。
ロケ地巡りをする際は、お店や施設が一般営業中であることがほとんどです。撮影が目的であっても、必ずお店のルールに従い、通常のお客さんとして(例えば、ドリンクを一杯注文するなど)利用するのがマナーですね。他のお客さんや店員さんの迷惑にならないよう、写真撮影なども許可を得てから行うのがベストです。
病院の撮影場所は?
物語の中で、家族の絆を描く上で非常に重要な役割を果たした病院のシーン。これも気になるところです。
お母さんの病気や、家族が向き合う困難の象徴として、病院は何度も登場しました。これらの撮影場所はどこだったのでしょうか。
これも特定は非常に難しいです。淑徳大学が協力していたり、川口市での撮影があったりしたことを考えると、千葉や埼玉の比較的大規模な病院がロケ地として使われた可能性も考えられますね。大学病院や、撮影協力を積極的に行っている総合病院などが候補になるかもしれません。
ただ、病院は患者さんのプライバシーと安全が最優先される、非常にデリケートな場所です。そのため、ロケ地として使われたとしても、具体的な病院名が公表されることは稀です。こちらも、情報が出てくるのを待つしかなさそうですね。
家族だから愛したんじゃなくて ロケ地総まとめ
『家族だから愛したんじゃなくて、愛したんだ』のロケ地について、わかっている情報と考察をまとめてみました。改めて整理すると、以下のようになりますね。
ロケ地情報まとめ(2025年11月時点)
| エリア | 場所(または施設) | 確実度・状況 |
|---|---|---|
| 兵庫県神戸市 | 市内全域(特に北区など) | ◎(メイン舞台) |
| 兵庫県神戸市 | 長峰霊園(灘区) | ○(データベース登録あり) |
| 埼玉県川口市 | 市内某所 | ○(エキストラ募集情報あり) |
| 千葉県 | 淑徳大学(千葉キャンパス) | ○(取材協力クレジットあり) |
| 不明 | 主人公の家 | ×(特定困難・非公開) |
| 不明 | 学校(大学・高校) | △(淑徳大学の可能性あり) |
| 不明 | 病院 | ×(特定困難・非公開) |
| 不明 | カフェ・飲食店 | ×(特定困難・非公開) |
メインの舞台は神戸市で間違いありませんが、埼玉県川口市や千葉県(淑徳大学など)でも重要なシーンが撮影されていたことが分かりました。
長峰霊園のように具体的な場所がわかっているところもありますが、家や学校、病院といった生活に密着した場所は、複数の場所を組み合わせていたり、プライバシー保護のために公表されていなかったりするケースが多いですね。
ロケ地を巡ることで、また新しいドラマの魅力に気づけるかもしれません。私も、もし神戸に行く機会があったら、ドラマの空気感(あの坂道や海の見える風景)を味わってみたいなと思います。
ロケ地巡り(聖地巡礼)をする際の大切なお願い
この記事で紹介したロケ地情報は、あくまで私が調査した時点でのものです。また、施設によっては一般の方の立ち入りが制限されている場合や、プライバシーに関わる場所(特に個人の家など)も含まれる可能性があります。
聖地巡礼をされる際は、以下の点を厳守してください。
- 公式サイトの情報をご確認ください。
- 施設や近隣住民の方々の迷惑にならないよう、マナー(騒がない、ゴミを捨てない、無断で撮影しない)を第一に楽しんでください。
- 特に病院や学校、一般の住宅街では、最大限の配慮をお願いします。
- 立ち入り禁止の場所には絶対に入らないでください。
皆さんの良識ある行動が、作品の価値を守り、次の素晴らしい作品が生まれる土壌にもつながると思います。ルールを守って、安全にドラマの世界を楽しみたいですね。

