キックバックに常田大希が参加したのはなぜ?米津玄師との共作を解説

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キックバックに常田大希が参加したのはなぜ?米津玄師との共作を解説
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米津玄師さんの楽曲「KICK BACK」を聴いて、常田大希さんの強い存在感が印象に残った方も多いのではないでしょうか。

ネット上でも、常田さんがなぜこの楽曲に参加したのか、どのような経緯で米津さんとタッグを組んだのか、担当した役割は何だったのかに注目が集まりました。

「KICK BACK」は、米津さんが作詞・作曲を手がけ、常田さんが共同アレンジで参加した楽曲です。さらに楽曲にはモーニング娘。『そうだ!We’re ALIVE』のフレーズ引用が含まれており、MVでは常田さんも出演しています。

この記事では、公開されているインタビューや公式クレジットをもとに、このコラボレーションの背景を整理して解説します。

この記事のポイント
  • 米津玄師が常田大希に共同アレンジを依頼した最大の理由
  • 楽曲の攻撃性を強めた常田大希のギターとベースの存在感
  • モーニング娘。の歌詞引用に対するつんく♂の反応
  • MV撮影での肉離れなど、過酷な現場で語られた制作秘話
目次

キックバックに常田が必要だった理由はなぜか

  • 常田がキックバックで担当した具体的な役割
  • 米津玄師が常田を制作に誘った理由と経緯
  • 楽曲に不良感と遊びを注入した編曲のプロセス
  • チェンソーの音を再現した常田のベース奏法
  • 石若駿など凄腕奏者によるドラムンベースの魅力

「KICK BACK」を耳にすると、米津さんの従来の作品とは少し異なる、切迫感や攻撃性の強さを感じる人も多いはずです。その変化の大きな要素として語られているのが、King Gnuやmillennium paradeを率いる常田大希さんの参加です。ここでは、なぜ常田さんがこの曲に呼ばれたのかを、公開発言とクレジットから見ていきます。

常田がキックバックで担当した具体的な役割

常田がキックバックで担当した具体的な役割

今回の楽曲で、常田大希さんは単なるゲスト演奏者ではありません。公開クレジットでは、米津玄師さんと並んで「編曲」に名を連ねており、ギターとベースも担当しています。

そのため、「KICK BACK」における常田さんの役割は、演奏だけでなくサウンドの骨格づくりにも及んでいたと見るのが自然です。

なお、公式サイト上で明確に確認できるのは「共同アレンジ」であり、「共同プロデューサー」という表現は媒体によって差があるため、ここでは公式クレジットに沿って整理します。

米津さんのソロ作品では、他アーティストの個性がここまで前面に出た共同アレンジは珍しく、「KICK BACK」が特別な制作体制だったことがうかがえます。

「KICK BACK」参加ミュージシャン一覧

役割担当者備考
作詞・作曲米津玄師楽曲の核を担う
編曲米津玄師、常田大希公式クレジットで確認できる主要制作陣
ギター・ベース常田大希荒々しい質感を支える演奏
ドラム石若駿高速で緊張感のあるリズムを構築
バイオリン常田俊太郎ストリングスの緊張感を補強

米津玄師が常田を制作に誘った理由と経緯

米津玄師が常田を制作に誘った理由と経緯

きっかけについては、米津さん本人がインタビューで、以前から常田さんと『チェンソーマン』の話をしており、オープニング担当が決まったあとに飲みの場で「一緒にやんない?」と声をかけたと語っています。

かなりライトな流れで始まった一方で、背景には二人の親交と作品への共通理解がありました。つまり、思いつきだけでなく、以前から共有していた熱量があったからこそ実現した共作だったと言えます。

米津さんは、常田さんとの制作について「自分のデモはストイックなドラムンベースだったが、そこに不良感のようなものがブーストされた」と語っています。依頼の理由は、単に仲が良かったからではなく、曲に必要な質感を加えられる相手だったからです。

楽曲に不良感と遊びを注入した編曲のプロセス

米津さんは『チェンソーマン』について、シリアスな世界観の中心にデンジという「ひたすら馬鹿」な存在がいて、そのことで物語が痛快さを帯びると説明しています。

そして「KICK BACK」のデモはもともとストイックなドラムンベースとして作っていたものの、常田さんとの共同アレンジによって、そこへ「不良感」のような要素が強く加わったと述べています。つまり、この曲の荒々しさは、米津さんの設計と常田さんの質感づけが噛み合って生まれたものです。

  • ドラムンベースの推進力:米津さんの初期デモ段階からあった重要要素
  • 不良感のブースト:常田さんの参加で加速したサウンドの粗さと圧力
  • 作品との一致:『チェンソーマン』の痛快さと混沌を音楽で表現

そのため、「KICK BACK」の魅力は、緻密さと破壊力が同時に鳴っている点にあると言えるでしょう。

チェンソーの音を再現した常田のベース奏法

チェンソーの音を再現した常田のベース奏法

イントロや要所で聴こえるベースとギターの攻撃的な質感から、「チェンソーの駆動音を思わせる」と受け取るリスナーは少なくありません。もっとも、公開インタビューや公式資料で常田さん自身が「チェンソー音の再現」を明言しているわけではありません。したがって、ここは事実としては常田さんがベースとギターを担当し、その歪んだサウンドが作品イメージと強く結び付いていると整理するのが正確です。

常田流「チェンソー・ベース」のポイント

  1. 強いアタック感:低音が前に出る演奏でイントロの圧を支える
  2. 歪みの質感:ギターとベースが一体となって荒々しい印象を作る
  3. 作品との親和性:機械的で暴力的なイメージが『チェンソーマン』と噛み合う

演奏技法の細部まで公式に解説されているわけではありませんが、サウンド面で常田さんの色が濃く出ていること自体は、クレジットと実際の音像の両面から確かめられます。

石若駿など凄腕奏者によるドラムンベースの魅力

「KICK BACK」の勢いは、常田さんだけで成立しているわけではありません。公開クレジットではドラムに石若駿さん、さらにオルガンに宮川純さん、バイオリンに常田俊太郎さんらの参加が確認できます。

速いビートの上で生演奏の緊張感が共存していることが、この曲の独特なスリルにつながっています。主要クレジットは、(出典:米津玄師 official site「REISSUE RECORDS『KICK BACK』」)や公開クレジットで確認できます。

キックバックでの常田の活躍はなぜ起きたのか

  • モーニング娘のサンプリングを採用した直感と意図
  • デンジの切実さを表現した歌詞とつんく氏の敬意
  • MVの演出意図と筋トレする米津玄師との対比
  • 撮影現場での肉離れや過酷なロケに関する裏話
  • 6年前の出会いから続く二人の深い信頼関係
  • キックバックの常田はなぜ不可欠と言えるのか

楽曲そのものの強度に加えて、MVでの共演や歌詞引用の話題性も、「KICK BACK」を特別な作品にしました。ここからは、音楽面以外で注目されたポイントを整理します。

モーニング娘のサンプリングを採用した直感と意図

モーニング娘のサンプリングを採用した直感と意図

曲中に登場する「努力 未来 A BEAUTIFUL STAR」というフレーズは、モーニング娘。『そうだ!We’re ALIVE』からの引用です。

米津さんはこのアイデアについて、Billboard JAPANのインタビューで「直感としか言いようがない」と述べています。また、小学生の頃にその曲を聴いていた記憶が強く残っており、『チェンソーマン』のオープニングを作る際に結び付いたとも語っています。

つまり、単なる話題づくりではなく、個人的な記憶と作品理解がつながって生まれた引用でした。

米津玄師のソロ作と「KICK BACK」の比較

項目従来の米津玄師スタイル(例:Lemon)KICK BACK(常田大希共作)
楽曲構成メロディや感情の運びを丁寧に積み上げる構成転調や展開の起伏が大きく、ジェットコースター的
ボーカル情感を押し出す歌唱が中心荒々しさや切迫感を前面に出した歌唱
引用・オマージュ比喩や物語性で世界観を構築モーニング娘。のフレーズ引用を導入

2000年代J-POPの記憶と、2020年代のアニメ主題歌としての攻撃性をひとつの曲にまとめたことが、「KICK BACK」の大きな特徴です。

デンジの切実さを表現した歌詞とつんく氏の敬意

つんく♂さんは、米津さん側から『そうだ!We’re ALIVE』のフレーズ使用について連絡を受けた際、当初は「どういう意味だろう」と戸惑ったと明かしています。

その一方で、創作途中のひらめきには理屈だけでは測れないものがあるとして、最終的には前向きに受け止めたことを自身の文章で綴っています。したがって、「最初から即答で絶賛した」と断定するよりも、最初は意図を測りかねながらも、クリエイターとして理解を示したと表現するのが正確です。

「ハッピーで埋め尽くして」「ラッキーで埋め尽くして」といった歌詞について、米津さんは、デンジのように過酷な環境に置かれた人間は「とにかく幸せになりたい」という平坦で切実な言葉に向かう、と説明しています。『チェンソーマン』の主人公像を踏まえて読むと、この曲の言葉選びがよりはっきり見えてきます。

MVの演出意図と筋トレする米津玄師との対比

MVの演出意図と筋トレする米津玄師との対比

MVには米津さんと常田さんが出演し、「筋トレを重ねる2人」という強いビジュアルが話題になりました。監督は奥山由之さんです。

公開情報では、米津さんが「とにかくギャグに振り切りたい」と明言した一次情報までは確認できないため、ここはシュールさと衝撃展開を両立した映像として設計され、常田さんが重要な役割で出演したと整理するのが適切です。

実際、米津さんはインタビューで、当初は常田さんの出演をカメオ程度に考えていたが、企画書を読むと内容がかなりハードで、結果的に重要な役割を担ってもらったと語っています。

撮影現場での肉離れや過酷なロケに関する裏話

MV撮影が過酷だったことは、米津さん自身がインタビューで明かしています。アウトテイクを含めてかなり走った結果、一度肉離れになり、その影響で撮影が飛んだことがあったそうです。さらに、撮影期間中には雨天中止が3回続いたとも語っており、MV制作がかなり波乱の多いものだったことがわかります。ここは事実として確認できる強いエピソードです。

過酷すぎたMV撮影の舞台裏

発生したトラブル詳細とエピソード
肉体的な負荷走るシーンの撮影が続き、米津さんが一度肉離れになった
天候の不運撮影期間中に雨天中止が3回あったと本人が説明
撮影の難航通常以上に仕切り直しが多く、印象深いMVになったと語っている

常田さんについても、米津さんはMVの中で重要な役割を担ってくれたと振り返っています。制作の厳しさだけでなく、二人の信頼関係が映像面にも反映された仕事だったと言えそうです。

6年前の出会いから続く二人の深い信頼関係

6年前の出会いから続く二人の深い信頼関係

2022年に公開された対談番組の告知では、二人の「6〜7年前の出会い」についても語られると案内されていました。したがって、初対面の時期は2015〜2016年頃とみられます。

また、複数の媒体で二人は「普段から親交のある」関係として紹介されています。正月に綾野剛さんらと飲み続けてディズニーシーに行ったという話も報じられていますが、これは交友の一例として知られているエピソードです。

少なくとも「KICK BACK」以前から親しい間柄だったことは、対談番組の紹介文からも裏付けられます。

キックバックの常田はなぜ不可欠と言えるのか

最後に、キックバックに常田大希さんが参加したのはなぜかを整理すると、答えはかなり明快です。米津さんが作っていたストイックなドラムンベースのデモに対して、常田さんが「不良感」を強く加えることで、『チェンソーマン』の痛快さや危うさにより近いサウンドになったからです。

つまり、常田さんは話題性のために呼ばれたのではなく、楽曲に必要な質感を与える共同アレンジャーとして機能していました。その意味で、「KICK BACK」の完成形を語るうえで、常田さんの存在は極めて大きかったと言えるでしょう。

よくある質問(FAQ)

常田大希さんはキックバックで具体的にどの楽器を弾いていますか?

公開クレジットでは、ギターとベースを担当しています。

モーニング娘。のサンプリングは許可を取っているのですか?

はい。公式クレジットに『そうだ!We’re ALIVE』のサンプル使用が明記されており、つんく♂さんも使用依頼を受けたことを公表しています。

MVで米津玄師さんが肉離れしたのは本当ですか?

本当です。本人がインタビューで、走るシーンの撮影で一度肉離れになったと語っています。

常田さんが共同プロデュースに入ったことで、曲はどう変わったのですか?

公式に明確なのは共同アレンジです。米津さんは、自分のストイックなドラムンベースのデモに対し、常田さんが「不良感」のような要素を加えてくれたと説明しています。

二人はいつから仲が良いのですか?

2022年時点の対談番組告知では「6〜7年前の出会い」に触れると案内されており、2015〜2016年頃には出会っていたとみられます。少なくとも「KICK BACK」以前から親交があったことは複数媒体で紹介されています。

ドラムを叩いているのは誰ですか?

公開クレジットでは石若駿さんです。

キックバックに常田大希が参加したのはなぜ?米津玄師との共作を解説

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この記事を書いた人

はじめまして、管理人の「零(れい)」です。 このブログ「まっさらログ」にお越しいただき、本当にありがとうございます。
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