こだわりラーメン館をプレイしていて、スープのステータスが思うように伸びずにお悩みではありませんか?「そこそこの点数は出るけれど、ランクSやSSには届かない」「大会でどうしてもライバル店に勝てない」といった壁にぶつかることは、多くのオーナーさんが経験する道です。

スープの組み合わせに関する情報はネット上に多く存在しますが、実際にどの食材をどの順番で選べば伸びるのか、その相性やロジックが複雑で迷ってしまうことも多いはずです。実はこのゲーム、単に高い食材を使えば良いわけではなく、「コンボ(相性)」の成立数と、肉・魚介などを鍋に入れるタイミング(早すぎると濁ってしまう等)で結果が変わりやすいのが勝敗を分けます。
序盤の資金難を乗り越えるための高コスパレシピから、クリア後の大会で上位評価を狙うための強力な組み合わせまで、知っておくべき攻略ポイントは明確に存在します。この記事では、実際のゲーム仕様(食材タイプ・コンボ・投入タイミング)に沿って、効果的なスープ作りの法則と具体的なレシピの実例をわかりやすく解説していきます。(出典:カイロソフト『こだわりラーメン館』ゲーム情報)
- 食材タイプと主要パラメータの考え方
- 各タイプにおける「狙いやすく強い」レシピ実例
- 表示上限級の数値を目指す終盤までの段階別攻略戦略
- 狙ったスープにならない時の原因と解決策
こだわりラーメン館のスープ組み合わせと相性
このゲームの最も奥深く、かつ面白いところは、「適当に高い食材を放り込めば美味しくなるわけではない」という点ですよね。現実の料理と同じく、食材にはそれぞれ「タイプ」と「相性(コンボ)」があり、組み合わせ次第で大きく伸びます。
逆に言えば、どんなに高価な魚介や調味料を使っても、コンボが噛み合わなかったり、肉・魚介を入れるタイミングを外してしまうと、期待ほど数値が伸びないことがあります。ここでは、まず押さえておきたいスープ構築の基礎理論と、狙いやすいおすすめレシピをご紹介します。

- 食材の相性一覧とボーナス
- 醤油ラーメンの最強レシピ
- 豚骨ラーメンの作り方とコツ
- 塩ラーメンのおすすめ配合
- 味噌ラーメンの具材選び
食材の相性一覧とボーナス
スープ作りにおいて最も意識すべきなのは、食材同士の「コンボ(相性ボーナス)」です。調理画面上で食材を選んだ際、「◎」や「○」と表示されるものに加え、特定の“タイプ同士”でコンボ名が発生する仕組みがあります。コンボが多いほど、最終結果に倍率補正がかかりやすくなります。
また、同じタイプ同士でコンボを狙う場合、同じ食材を重ねてもコンボとしては成立しない扱いになるケースがあります(例:「野菜+野菜」を狙うなら別の野菜同士にする、など)。そのため、序盤の金策では“安い食材で種類を増やす”のが堅実です。
まずは、どのスープタイプを作る際にも応用しやすい「狙い方の型」をリストアップしました。ここでの名称は覚えやすくするための呼び名で、ゲーム内の正式なコンボ名とは一致しない場合があります(本文中で、対応する代表的なコンボ例も併記します)。

| 組み合わせ名 | 構成食材 | 発動効果と解説 |
|---|---|---|
| 香味野菜コンボ | 生姜 + ニンニク | 香り・下支えに有効 この2つ自体は「野菜」タイプなので、香り/旨みを底上げしやすい定番です。獣系(鶏がら・豚肉系)を一緒に入れるなら、ニンニクが絡んで「臭いの低減(鶏がら/豚肉+にんにく)」を狙えるのが強みです。 |
| 甘味野菜コンボ | タマネギ + 人参 + キャベツ | 旨み・香りの安定化 いずれも野菜タイプなので、種類を分けて入れることで「野菜の力(野菜+野菜)」を狙いやすくなります。同じ野菜を重ねるより、野菜の種類を散らしてコンボ成立数を稼ぐ意識が重要です。 |
| スタミナコンボ | ニンニク + ニラ + 唐辛子 | 刺激・濃さ寄せの方向性 唐辛子はスパイス系なので、野菜と組ませると「スパイシー野菜(スパイス+野菜)」に繋げやすいのがポイントです。さらに黒コショウも用意できるなら「刺激的(黒コショウ+唐辛子)」で伸ばすルートもあります。 |
| ミネラルコンボ | 塩 + 昆布 | 旨みの主軸を作りやすい 昆布は魚介タイプなので、塩と合わせると「旨み発生(魚介+塩)」を狙える代表例です。塩ラーメンはもちろん、他タイプでも“魚介の芯”を作る時に使えます。 |
| クリーミーコンボ | 牛乳 + バター | まろやか方向の仕上げ スープ食材の牛乳は、味噌や魚介と組ませると「クリーミー(牛乳+みそ/魚介)」を狙えます。バターはトッピング側の要素として“コク寄せ”に便利なので、スープ(牛乳)+仕上げ(バター)で方向性を合わせるのが実戦的です。 |
攻略のヒント:初心者のうちは無理にすべての食材スロットの相性を「◎」にしようとしがちですが、それはパズルとして非常に難易度が高く、至難の業です。
重要なのは「×」や「△」のマイナス評価を極力作らないことと、上記のような“狙えるコンボ”を確実に1つか2つ混ぜることです。さらに、肉・魚介は入れるタイミングが早すぎても遅すぎても伸びにくいので、顔マークが良い状態(きらきら表示等)になるタイミングを意識するだけで安定します。
醤油ラーメンの最強レシピ
醤油ラーメンは全体のバランスが命です。序盤から終盤までお世話になる基本のタイプですが、適当に作ると「特徴がない」と言われやすいのも事実。狙うべきは、万人受けする「王道」か、コンボを重ねた「伸ばし」かです。

まず、ゲーム序盤の金策として扱いやすいのが「王道の中華そば」構成です。
【序盤〜中盤向け】王道の中華そば
- 構成例:(スープ)鶏がら + 玉ねぎ + 生姜 + にんにく + 濃口醤油(または薄口醤油)
- 解説:鶏がらは早期から使え、野菜と合わせて「引き立つ素材(鶏がら/豚肉+野菜)」を狙いやすいのが強みです。醤油は「醤油」タイプの決め手になるので、最後に“締め”として入れて狙いを明確にするとブレにくくなります。
ここから発展させて、中盤以降に伸ばしたいなら、魚介を足してコンボ数を増やすのが安定です。
特に「魚介醤油(動物系+魚介)」はコンボを重ねやすく伸びやすい傾向があります。鶏がら(または豚肉系)で土台を作り、昆布・煮干し・カツオ節などの魚介で香りと旨みを足し、最後に醤油で“種類判定”を固定すると、結果が安定しやすいです。
ただし、魚介を増やしすぎると狙いのタイプが「魚介」寄りにブレることもあるので、作りたいスープ種類(醤油/味噌/豚骨/塩/魚介)を意識して“決め手”を入れるのがコツです。
豚骨ラーメンの作り方とコツ
豚骨ラーメンにおいて伸ばしやすい方向性は、「豚骨(豚肉系)を主軸にして濃さ寄りにする」ことです。野菜を入れる場合も、豚肉系の主張が負けないようにバランスを取りましょう。
大会や男性客寄りの“濃厚”を狙う時の、ブレにくい作り方はこちらです。

【こく特化】博多濃厚スタイル
- 構成例:(スープ)げんこつ(豚肉系) + 背脂の素 + にんにく + 硬水
- 解説:豚肉系を複数入れてタイプの主導権を確保し、にんにくで「臭いの低減(鶏がら/豚肉+にんにく)」も狙える形です。背脂はスープ材料(背脂の素)として入れるのが基本で、さらに重ねたい場合はトッピング側の背脂で補強するのも手です。
ここでの重要ポイントは「硬水」を絡めてコンボを取りにいくことです。硬水は野菜と合わせれば「シャキシャキ(硬水+野菜)」、鶏がら/豚肉系と合わせれば「アクが取れた(硬水+鶏がら/豚肉)」を狙えます。水を変えるだけで“コンボの入口”が増えるので、伸びやすさが変わります。
注意点:豚骨(豚肉系)に魚介を混ぜるのは強い一方で、相性の取り方次第では「△」や「×」が出やすくなることがあります。魚介豚骨にする場合は、にんにく(臭いの低減)や、野菜を挟んで「引き立つ素材」を作るなど、コンボ数を落とさない組み方にすると安定します。
塩ラーメンのおすすめ配合

塩ラーメンは、塩(塩タイプ)を軸にしつつ、魚介で旨みを作っていくと伸ばしやすいです。塩は“決め手”なので、魚介を盛りすぎて魚介判定に寄らないよう、塩をしっかり入れて種類を固定するのがポイントです。
私が使いやすいと感じるのは、魚介でコンボを作ってから塩で締める「淡麗・海鮮塩」系です。
【素材の極み】淡麗・海鮮塩スープ
- 構成例:(スープ)軟水 + 干貝柱(ホタテ) + あさり貝 + 鯛 + 塩 + 昆布
- 解説:魚介+塩で「旨み発生」を狙え、魚介同士でも「魚介の旨味(魚介+魚介)」が狙いやすい構成です。魚介を複数入れる場合は、肉・魚介の投入タイミングを外さないことが伸びの安定に直結します。
また、スープの価格や上位スープの発見条件は「特定タイプの値」や「要素をどれだけ埋めたか」で変わることがあります。塩を主役にするなら、塩タイプの食材(塩・塩だれ等)を“決め手”として入れ、魚介はコンボ成立のために種類を散らすのが鉄則です。
味噌ラーメンの具材選び
味噌ラーメンは、味噌(みそタイプ)を複数入れて「合わせ味噌(みそ+みそ)」を狙えるのが強みです。一方で、濃い方向に寄せすぎると相性が崩れて「△」が出やすくなることもあるため、コンボの形を崩さない範囲で“まろやか方向”を足すのがコツです。
鉄板中の鉄板ですが、「味噌+バター+コーン」は仕上げ(トッピング)側の相性として使いやすい組み合わせです。スープはスープで、コンボをしっかり作りにいきましょう。
【香り×こく】北の大地・味噌バター
- 構成例:(スープ)赤みそ + 白みそ(または合わせみそ) + げんこつ(豚肉系) + 生姜 + 牛乳 (トッピング)バター + コーン
- 解説:みそ同士で「合わせ味噌」、みそ+豚肉系で「やわらかお肉」、さらに牛乳を絡めて「クリーミー(牛乳+みそ)」を狙える、コンボの取りやすさが魅力です。トッピングのバター・コーンは“方向性を固める”役として使うと扱いやすいです。
コンクールで“印象”を取りたい時は、黒コショウや唐辛子で「刺激的」を狙って味の方向性を強めるのも有効です。ただし、スパイスを入れすぎて相性が崩れると逆効果になりやすいので、コンボを維持できる範囲で調整してください。
こだわりラーメン館のスープ組み合わせ攻略法
レシピを知っているだけでは、このゲームを完全攻略することはできません。店舗の規模(本店、支店)、資金状況、そして店員の能力に合わせて、戦略的にスープを変えていく経営手腕が必要です。ここでは、ゲームの進行度(フェーズ)に応じた最適な立ち回りを解説します。
- 序盤におすすめの稼げる配合
- ランクSSSの攻略手順
- 旨味などのステータス解説
- 狙ったスープにならない時
- こだわりラーメン館のスープ組み合わせまとめ
序盤におすすめの稼げる配合
開業したてでお金がない時、絶対にやってはいけないのが「無理して高い食材を買うこと」です。例えば、序盤から高額な魚介(鯛など)を多用しても、食材レベルやコンボの作り方が整っていないと、コスト負けしやすくなります。
序盤の生存戦略はシンプルです。「鶏がら」「野菜」「基本の醤油/味噌/塩」を中心に、コンボ成立数を増やすことに集中してください。
安い食材でも、組み合わせによる「コンボボーナス」と“投入タイミング”だけで十分に戦えます。特に「鶏がら/豚肉+にんにく(臭いの低減)」は狙いやすく、序盤の安定に直結します。
初心者はトッピングで単価を上げようとしがちですが、トッピングは乗せるたびに材料費が増えやすいので、まずはスープ側でコンボを作って基本の評価を上げ、必要な時だけトッピングで方向性を固めるのがおすすめです。
ランクSSSの攻略手順

資金が潤沢になり、目指すは最高評価(SSSなど)の究極の一杯…という段階になったら、ここからはパズル要素が強くなります。
この段階では、高額な食材を入れられるようになりますが、高級食材だけで埋め尽くすと、タイプの主導権がブレたり、コンボが思ったほど増えないことがあります。
そこで重要になるのが「コンボの設計」です。
例えば、魚介を伸ばすなら「魚介+魚介」「魚介+塩(旨み発生)」を複数成立させ、動物系を入れるなら「鶏がら/豚肉+野菜(引き立つ素材)」「鶏がら/豚肉+にんにく(臭いの低減)」など、狙うコンボを先に決めます。
また、食材レベルが上がるほど各数値は伸びやすくなります。いろんな食材を広く浅く育てるより、主軸(例:鶏がら/げんこつ/濃口醤油/赤みそ/塩 など)を決めて育て、そこに“コンボ成立のための相方”を足す「主軸+相方」の設計にすると、安定して上位評価に近づきます。
旨味などのステータス解説
スープ作りやラーメンの評価で表示されるパラメータは、画面や要素(スープ/麺/トッピング)で少しずつ役割が異なります。ここでは、プレイ感覚として迷いにくい「押さえどころ」を整理します。

4大ステータスの役割
- 旨味 (Umami):スープ素材側では「旨み」が主軸で、ラーメン全体の“味の伸び”に直結しやすい重要項目です。まずはここを安定して伸ばすと、勝ちやすくなります。
- 香り (Aroma):スープ素材側にも「香り」があり、店の評価やラーメンの印象に影響しやすい項目です。香りが弱いと伸びが頭打ちになりやすいので、野菜や魚介で底上げを意識します。
- こく (Richness):スープ素材側では「濃さ」として表示されることが多く、濃厚寄りの設計に関わります。豚肉系やスパイス・油などで方向性を作り、コンボで伸ばすのが基本です。
- ボリューム:主に完成したラーメン側で影響が出やすい項目です。高ければ高いほど良いとは限らず、客によって“ちょうどいい量”があるため、出した後の反応(苦しい等)に応じて調整する発想が大切です。
狙ったスープにならない時
「豚骨ラーメンを作りたいのに、完成したらなぜか醤油ラーメンになってしまった!」という経験、ありませんか?これはバグではなく、投入された食材が持つ「タイプ(醤油/味噌/豚骨/塩/魚介)」の合計値のバランスで、最終的な種類判定がブレている可能性が高いです。
例えば、豚肉系を入れても、醤油タイプの素材(濃口醤油や醤油ダレなど)や魚介タイプを増やしすぎると、システムが「醤油寄り(または魚介寄り)」と判定しやすくなります。特に狙いの種類を固定したい場合は、そのタイプの“決め手”になる素材を確実に入れ、他タイプを盛りすぎないのが基本です。

解決策:もし豚骨判定にしたいなら、単純に「豚肉系(げんこつ、豚肉、背脂の素など)」の比率を上げましょう。さらににんにく(臭いの低減)をセットにしてコンボ数を落とさないのが安定ルートです。
逆に、塩ラーメン判定にしたい場合は「塩(塩タイプ)」や「塩だれ」を“決め手”として入れ、魚介はコンボ用に種類を散らしつつも入れすぎないように調整します。「作りたいスープにならない」と思ったら、まずはその種類を決める食材(醤油系・みそ系・豚肉系・塩系)を追加してタイプの主導権を取り戻してください。
こだわりラーメン館のスープ組み合わせまとめ

こだわりラーメン館のスープ組み合わせについて、基礎理論から実践的なレシピ、そしてトラブルシューティングまで解説してきました。重要なのは、単に強い食材を並べるのではなく、食材ごとの「タイプ」と「コンボ」を理解して、狙いの種類と伸ばしたい数値を両立させることです。
最後に、一つだけ忘れてはいけないことがあります。それは「店員の調理スキル」です。
どんなに良い組み合わせを作っても、それを作る店員の能力が育っていないと、狙った伸びになりにくい場面があります。スープ研究と並行して、店員の育成や配置も意識していきましょう。
この記事のレシピを参考に、ぜひあなただけの至高の一杯を作り上げ、全国制覇を目指してください!
※本記事の情報は、執筆時点で確認できたゲーム内仕様(食材タイプ・コンボ・投入タイミング等)を前提に整理した攻略情報です。アップデートや機種差、周回状況によって数値の伸び方や環境が変わる場合がありますのでご了承ください。

