Project Moonのリンバス カンパニーとアークナイツによるコラボイベントは、内容の濃さも難易度も含めて、強烈に印象に残るものでしたよね。
タイトルは「善意の巡礼」ですが、いわゆる“お祭り”というより、両作品の空気感を真正面からぶつけ合うタイプのコラボでした。いつ開催されたかを振り返りつつ、限定E.G.Oの入手経路や性能、そしてストーリー(ネタバレ含む)を整理していきます。
また、抽出(ガチャ)の仕様やコミュニティでの反応、そして今後の復刻可能性についても、できるだけ事実ベースで見ていきます。
- コラボイベント「善意の巡礼」の全貌とストーリーの核心
- 入手困難となった限定E.G.O4種の性能と評価
- 多くのプレイヤーを苦しめたボス「最後の騎士」の攻略法
- アークナイツ側の事例から読み解くコラボ復刻の可能性
リンバス カンパニーとアークナイツのコラボ詳細
まずは、今回のコラボイベントの概要から振り返っていきましょう。両作品のファンにとって夢のような、あるいは悪夢のような(笑)イベントがどのようなものだったのか、基本情報を整理します。今回のコラボは単なるキャラの貸し借りではなく、リンバス カンパニー側のイベント(Chapter 8.5 EX相当)として設計され、アークナイツ要素がストーリー・戦闘・演出に深く組み込まれた内容でした。
- コラボイベントはいつ開催された?
- 善意の巡礼ストーリーのネタバレ
- 限定E.G.Oの性能と評価ランク
- ガチャの確率は渋い?天井の仕様
- コラボイベントの評判と感想
コラボイベントはいつ開催された?

リンバス・カンパニーとアークナイツのクロスオーバーイベント「善意の巡礼(Pilgrimage of Compassion)」は、2025年9月25日から10月23日にかけて開催されました。なお、公式告知はKST(UTC+9)表記ですが、日本時間(JST)も同じUTC+9のため、実質的に同じ日付・時刻感で把握できます。
このイベント最大の特徴にして、多くのユーザーを震え上がらせたのが「期間限定のコラボイベント」だったという点です。
ここが要注意!
通常、リンバスのイベントストーリーや一部報酬は、後から追体験できる形で残ることもあります。しかし「善意の巡礼」はコラボ契約に紐づく内容であり、イベント期間終了後はストーリーや戦闘の再閲覧・再挑戦ができない扱いとして案内されました。また、コラボ限定のE.G.Oやアナウンサー等も、原則としてイベント終了後は入手手段が閉じる形でした。
- イベントストーリーの閲覧
- イベント専用ステージ/ダンジョンのプレイ
- コラボ関連報酬(限定E.G.Oや関連アイテム等)の入手
つまり、今からゲームを始めても、このイベントの内容をゲーム内で直接体験することはできません。「もっと早く始めておけばよかった!」という声が後を絶たないのも納得ですね。特に、アークナイツ側から興味を持ったものの、開始が遅れてイベントに参加できなかったドクターたちからは、取り逃しへの嘆きが多く見られました。
善意の巡礼ストーリーのネタバレ
今回のストーリーは、単なるお祭り騒ぎではなく、両作品の設定が絡み合う重厚なものでした。リンバスの囚人たちが乗るバス「メフィストフェレス」が、異常な空間の揺らぎに巻き込まれ、アークナイツの世界「テラ」――イベリア沿岸の出来事に接続していくところから物語が動き出します。
異世界転移のリアルな描写
よくあるコラボのような「気づいたら一緒に戦っていた」という展開ではなく、お互いの概念のズレが丁寧に描写されていました。例えば、ロドス側がダンテの頭部を“術式や装置によるもの”と疑う場面や、囚人側がテラの状況を自分たちの世界観の語彙で誤認する場面など、クロスオーバーらしい緊張感があります。
個人的にグッときたポイント
- シーボーンの恐怖: アークナイツ側の脅威である「シーボーン」と、リンバス側の異常現象(歪み/ねじれ等の語彙)が、同じ“人間の輪郭を壊すもの”として対比される構図が印象的でした。
- 食糧事情の違和感: 海辺であっても“海が安全な食糧庫ではない”というイベリアの空気が、会話や描写の端々から伝わる作りになっていました。
- 結末の熱さ: 直接的に「誰かの力を借りてE.G.Oを発現させた」と断定できるよりは、アークナイツ要素をモチーフにしたE.G.Oが物語の決定打として機能する、という見せ方が熱かったです。
特に、アークナイツ本編のイベリア関連(例:「潮汐の下」「狂人号」など)を知っているドクターにとっては、あの陰鬱で救いのない空気がリンバスの文法で再構築されている点が刺さった人も多いはずです。
限定E.G.Oの性能と評価ランク

このコラボで実装されたE.G.Oは全部で4種類。うち3種がコラボ限定抽出(特定抽出)で、1種はイベント報酬(交換)として入手する形でした。ここでは、性能の方向性が分かるように整理していきます(評価はあくまで“当時の使いどころ”ベースでの目安です)。
| キャラ (元ネタ) | E.G.O名 | ランク | 私の評価 |
|---|---|---|---|
| イシュメール (濁心スカジ) | 海嘯の悲歌 | HE | A (強力な報酬枠) イベント報酬(交換)としては破格寄り。広域寄りの運用ができ、周回や戦線維持で役立つ場面が多いのが魅力。 |
| ファウスト (ケルシー) | 指令:メルトダウン | HE | A (テクニカル) 扱いはやや玄人向けだが、局面をひっくり返すタイプの強みを持つ。回復・支援・攻撃のバランスで“刺さるところでは刺さる”。 |
| ホンル (リィン) | 寧ろ吾をなさん | HE | B (局所的) 演出面の満足度は高い一方、万能というより“噛み合う編成で伸びる”タイプ。運用理解が必要。 |
| グレゴール (ムリナール) | 輝かざる栄光 | WAW | A+ (殲滅力) 準備(溜め)を要求する代わりに、決まった時のリターンが大きいロマン砲系。周回・殲滅の爽快感は随一。 |
なお、記事内で語られがちな「Tier1」等の断定は、環境変化(新E.G.O・新人格・調整)で評価が揺れやすい点に注意が必要です。強い場面があるのは事実でも、“常に最強”と固定しすぎないのが安全です。
ガチャの確率は渋い?天井の仕様
さて、気になる抽出事情ですが、コラボ限定という性質上、普段のリンバスと違って「後から交換で取り返す」ルートがほぼ無い点が最大の重さでした。
リンバス・カンパニーは普段、シーズン経過後に「破片」で交換できる設計が魅力のひとつです。しかしコラボ限定抽出では、少なくとも当時の案内上、破片交換の対象外として扱われました(=引けなければ取り逃しになり得る)。
- 交換不可(破片): コラボ限定E.G.Oは、通常の破片交換ルートに乗らない扱いでした。
- 天井あり: 特定抽出は200連相当で交換に到達できる設計でした(表示上は「理想」等の交換通貨で管理)。
- すり抜け要素: 限定枠を狙っても、運次第で到達まで長引く可能性がありました。
「普段は課金圧が低いのに、コラボで急に牙を剥いた」と感じたユーザーが多かったのも自然だと思います。一方で、アークナイツ側の感覚(限定ガチャの天井運用など)に慣れている人は、“貯蓄して計画的に叩く”方向に寄せることで受け止め方が変わった印象もあります。アークナイツの天井・備蓄感覚を整理したい場合は、アークナイツの上級資格証はスカウト券に交換?効率と枚数を解説や、恒常戦力の確保と備蓄計画を立てるためのアークナイツ上級資格証交換スケジュール予想と優先度も参考になります。
コラボイベントの評判と感想
イベント全体の評判をまとめると、「ストーリー・演出の完成度は高いが、難易度と取り逃しリスクが重い」という声に集約されやすいです。
ユーザーの声まとめ
- 良かった点: 世界観の融合が自然。BGMや演出が“コラボの域”を超えて作り込まれていた。アークナイツ側の人物・用語が小ネタではなく物語装置として機能していた。
- 悪かった点: 新規プレイヤーには難易度が高い。周回負荷が重く、取り逃し(特に限定品)が心理的にきつい。期間終了後に追体験できない点への不満も根強い。
特にアークナイツから入ってきた新規勢は、リンバス特有の「マッチ」「精神力」などの理解コストが壁になりやすく、イベントが“優しい導線”になり切らなかった面は否めません。コラボとして盛り上がった一方で、入口としては厳しめだった、という評価は事実に近いと思います。
リンバス カンパニーとアークナイツの攻略と考察
ここからは、イベント当時に多くのプレイヤーを悩ませた攻略情報や、物語の核心部分、そして未来の話について深掘りしていきます。もし復刻された際の予習としても役立つはずです。
- 難易度が高いボスの攻略ポイント
- 最後の騎士に勝てない時の対処法
- 敵対したメイヨーズの正体とは
- コラボ復刻の可能性を徹底予想
- リンバス カンパニーとアークナイツコラボのまとめ
難易度が高いボスの攻略ポイント
このイベントは、参加条件自体は「ストーリー0章クリア」相当と比較的緩い一方で、ストーリー上は8章と9章の間(8.5章EX相当)に位置づく内容でした。そのため、参加できても“地力が追いついていない”状態になりやすく、まさに「参加は簡単、クリアは修羅の道」になりがちでした。
攻略の鍵となったのは、イベントの周回設計とギミック理解です。
攻略の基本:特化ボーナスを忘れるな
イベント報酬交換用アイテムは「恐魚の標本」で、獲得量を伸ばすにはイベント特化対象(コラボE.G.O)を装備してボーナスを得る設計でした。特化対象は“使用する”必要はなく、装備して対象コンテンツをクリアすることで増加が反映されるタイプなので、入手したらまず装備を整えるのが効率面で重要です。なお、周回効率を“数字で”詰める考え方に慣れていない場合は、素材周回の見方を整理したアークナイツ黒ウィキの歩き方!URLや初心者ガイドも解説の「効率表の扱い方」パートが、発想の補助になります。
また、アークナイツ勢が特に戸惑いやすかったのが「精神力(Sanity)」の管理です。リンバスでは精神力が低いほど不利が連鎖しやすく、ボス戦前の雑魚戦で精神力を整える・精神力を戻せる手段を持ち込む、といった準備が安定攻略に直結しました。
最後の騎士に勝てない時の対処法

検索でも「勝てない」「強すぎる」と多くの人が助けを求めていたボス、「最後の騎士」。このボスは「寒冷(Cold)」と「凍結(Freeze)」を軸にした、初見殺し度の高いギミックを持っていました。
即死級になりやすいギミックの仕組み
要点は、「殴り続けるほど寒冷が溜まり、一定値で凍結を誘発して事故る」という構造です。寒冷は“攻撃した側”に溜まりやすく、凍結が絡むと行動阻害や被害増加が一気に起こり、立て直し不能になりやすいのが厄介でした。なお、アークナイツ側の元ネタ(同名の存在)にも“凍結相手に大きな攻撃補正が乗る”要素があり、コラボではその嫌らしさが分かりやすく再現されていました。
攻略のコツは、「あえて攻撃の手を止める勇気」でした。寒冷が溜まったキャラは、攻撃よりも防御スキル等で“殴らないターン”を作り、寒冷を落としてから再開する。全員で殴り続けると崩壊する、まさに「急がば回れ」を体現したボスでしたね。
敵対したメイヨーズの正体とは
物語のキーパーソンとして語られがちな人物について、まず重要な訂正があります。記事内の呼称「メイヨーズ」は人物名として正確ではなく、作中で中心に据えられるのは「ファビウス・マイヤーズ」です。
マイヤーズは、単なる“分かりやすい悪役”というより、救済の言葉を使いながら別の地獄へ転がすタイプの人物として描かれます。シーボーン(集合意識)への接続を“救い”として語る構図があり、リンバス側が目指す「個の確立(E.G.O)」とは根っこで衝突します。
光とWe Manyの思想的対立
コラボで示される対立は、「個の痛みを抱えてでも個として立つ」のか、「個を溶かして痛みごと消す」のか、というテーマに寄っています。マイヤーズの言葉は“救済”を装いますが、実態は個の放棄に近く、リンバス一行(特に理屈担当の面々)が強く警戒するのも筋が通っています。
- 都市の人々は終わりのない競争と搾取で苦しんでいる。
- 集合意識に溶ければ、個の苦しみは薄れ、境界は消える。
- だから“取り込むこと”を救済として提示する――という危うい論理が立ち上がる。
ここは解釈の余地が大きい部分ですが、少なくとも「善意の巡礼」が“善意”という言葉の残酷さを真正面から扱っているのは確かです。
コラボ復刻の可能性を徹底予想

さて、一番気になるのが「このイベントは復刻するのか?」という点です。現時点(2026年1月)で、復刻を明言する公式アナウンスは確認できません。さらに、このコラボは“期間終了後の再入手ができない扱い”として案内された経緯があるため、復刻には再契約・再調整が必要になる可能性が高いです。
アークナイツのコラボ事例
アークナイツ側では、コラボの種類によって扱いが大きく異なります。復刻(あるいは復刻ライト版)が行われた例がある一方で、長期間復刻が無いコラボもあります。つまり、「他で復刻があった=必ず復刻する」ではなく、IP契約・運営方針・実装形態で可否が分かれる、と見るのが現実的です。リンバス側も同様で、復刻があるなら、前回入手し損ねたE.G.Oへの救済設計(再配布/交換導線の新設など)が同時に必要になるでしょう。
結論としては、私は「可能性はゼロではないが、確約できる材料もない」が最も正確だと思います。もし復刻が来るなら、ストーリーの再閲覧導線や限定品の救済がセットになるかどうかが注目点ですね。
リンバス カンパニーとアークナイツコラボのまとめ
今回のコラボは、両作品の持つダークな魅力が化学反応を起こした、記憶に残るイベントでした。難易度や抽出(ガチャ)仕様には賛否がありましたが、ストーリー・演出・テーマ性の面で“ただのコラボ”に収まらない熱量があったのは間違いありません。
「善意の巡礼」を逃してしまった方も、諦めずに公式情報(ゲーム内お知らせ・公式SNSなど)を定期的にチェックしておきましょう。都市とテラが再び交わる日が来ることを、私も一人の管理人として、そしてドクターとして待ち望んでいます。

