Throne and Liberty(スローン・アンド・リバティ)の世界を冒険していて、ふと立ち止まってしまう瞬間ってありませんか?特に、ゲームを始めて最初にぶつかる大きな壁といえば、やはりスローンアンドリバティの武器組み合わせではないでしょうか。

私も最初は「剣も魔法も使いたいけど、器用貧乏にならないかな?」とか、「メインとサブの相性はどう判断すればいいの?」と、クラス名がコロコロ変わる画面を見ながら本当に悩みました。2025年の環境では、単に攻撃力が高い武器を選ぶだけでは安定しづらく、スキル間のシナジー(相乗効果)や、役割に応じたステータス配分が攻略の鍵を握ります。
PvPで勝ち抜きたいのか、それともPvEで効率よくダンジョンを周回したいのかによっても、おすすめの評価はガラリと変わります。この記事では、初心者の方にも分かりやすく、かつ中級者以上の方にも納得していただけるよう、最強の組み合わせや役割ごとの適正を深掘りして解説していきますね。
- クラス名の仕組みと主要な名称一覧
- 評価されやすいPvEおよびPvPビルドの具体的な構成
- 役割ごとの立ち回り・相性の良い武器シナジー
- 無駄のないステータス配分のコツ
スローンアンドリバティの武器組み合わせの基礎
このゲームの大きな特徴は、固定された「職業」に縛られない点です。その代わりに、プレイヤーが装備する2つの武器で使えるスキルや役割が決まる、いわゆるクラスレス設計(武器ベースのシステム)になっています。なお、武器種はアップデートで追加されており、近年は槍(Spear)やオーブ(Orb)といった新武器も登場しています。
「じゃあ何でもいいの?」と思うかもしれませんが、実は武器ごとに明確な「得意分野」があり、相性の良し悪しが存在します。ここではまず、武器を選ぶ際の基本的な考え方や、それぞれの武器が持つ役割について詳しく見ていきましょう。これを知っておくだけで、育成の失敗を未然に防げるはずですよ。
- クラス名が決まる武器の組み合わせ一覧
- 初心者におすすめの扱いやすい武器
- パーティに必須のヒーラー武器の相性
- タンク役として輝く人気の武器構成
- 火力を最大化するDPS武器のシナジー
クラス名が決まる武器の組み合わせ一覧
Throne and Libertyでは、装備している2つの武器の組み合わせによって、ステータス画面に表示される「クラス名(通称)」が変化します。なお、ゲーム内の扱いとしては“職業”というより、組み合わせを示すラベルに近く、武器の順番(メイン/サブ)に依存しないケースが一般的です(本記事では便宜上「メイン」「サブ」と表記します)。
例えば、海外のビルドガイドでは「Greatsword + Dagger Build」と書かれることもありますが、単に「Ravager Build」と表記されることも多いです。自分の使っている構成が何と呼ばれるかを知っておくことは、情報収集の第一歩と言えます。
なお、「武器の組み合わせで強さがどう変わるか」という考え方を他タイトルの実例で掴みたい方は、Apex武器の組み合わせプロ使用例を解説!シーズン27最新も参考になります。
主要なクラス名データベース

よく使われる組み合わせと、そのクラス名を一覧にまとめました。特に人気のある構成をピックアップしています。※アップデートで武器種が増えると、新たな組み合わせ名も増えていきます。
日本のチャットでは「大剣盾(グレートソード+シールド)」や「杖本(スタッフ+ワンド)」といった武器種で呼ばれることも多いですが、DiscordやRedditなどで海外情報を検索する際は英語のクラス名(例:Ravager / Scorpion)を使うと、ビルド情報に辿り着きやすいですよ。
初心者におすすめの扱いやすい武器

まだ操作に慣れていない初心者の方や、アクション操作が少し苦手という方には、「生存能力が高い」または「リソース(HP/MP)管理がしやすい」な組み合わせを強くおすすめします。
魔法職なら:Invocator(スタッフ + ワンド)
個人的にイチオシなのがこの組み合わせです。スタッフは強力な範囲魔法を持っており、遠距離から複数の敵を処理しやすいのが魅力です。一方で、魔法職はMPが厳しくなりがちです。
そこでサブにワンドを持つことで、回復スキル(例:Swift Healing)を組み込めるようになり、事故死を減らしやすくなります。加えて、スタッフ側にはMP回復に特化したスキル(例:Inner Peace)があり、状況に応じてマナを立て直しやすいのも強みです。
近接職なら:Crusader(グレートソード + ソード&シールド)
近接で戦いたいなら、大剣と盾の組み合わせが堅実です。このビルドの魅力は「耐久を確保しやすい」こと。盾側の防御・ブロック系スキルに加え、グレートソード側のCC(スタン等)や自己強化で前線を維持しやすくなります。
多少敵の攻撃を避け損ねても即座に崩れにくいので、敵の動き(ギミック)を覚える段階のプレイヤーにとって、頼もしい構成になりやすいです。
パーティに必須のヒーラー武器の相性

高難易度のダンジョンやレイドにおいて、ヒーラーはパーティの生命線です。ヒーラー運用を安定させたいなら、メイン武器は「ワンド&トゥーム(本)」を軸にするのが基本になります。ワンドは回復・バリア・状態異常対応など“ヒーラーとして必要な要素”をまとめて確保しやすいからです。
ただし、味方を回復できる手段がワンドだけ、というわけではありません。例えばロングボウには回復・支援寄りのスキルが存在するため、サブ武器次第で「回復もできる支援役」まで幅が広がります(メインヒーラーの安定性はワンドが優位、という整理が分かりやすいです)。
重要なのは「サブ武器に何を持つか」ですが、プレイスタイルによって大きく2つの派閥に分かれます。
1. ワンド + スタッフ(Invocator型)
現在も定番になりやすい構成です。スタッフのMP回復スキル「Inner Peace」はマナ回復が非常に強力で、マナが厳しい場面の立て直しに役立ちます(ただし詠唱中に動くと中断される点には注意)。さらに、手が空いた時にスタッフの範囲攻撃で火力貢献もしやすく、ソロでもパーティでも扱いやすいのが魅力です。
2. ワンド + ロングボウ(Seeker型)
より支援に寄せたい人向けの構成です。ロングボウは射程や立ち回り面での自由度が高く、回復・支援寄りのスキルを採用することで「後方から味方を支える」動きがしやすくなります。また、ロングボウのスキル「Blitz」は“直前に使ったスキルのクールダウンをリセットする”効果を持ち、回復・支援の回転率を上げる目的で採用されることがあります(ただし全てのスキルが対象になるわけではありません)。
結論: 今の環境だと、マナを立て直しやすい「ワンド+スタッフ」が入りやすく、まずはここから始めて、慣れてきたら「ワンド+ロングボウ」で支援寄りの立ち回りに挑戦するのが分かりやすいです。
タンク役として輝く人気の武器構成

MMORPGの花形とも言えるタンクですが、TLで安定してタンク運用をしやすいのは「ソード&シールド(片手剣盾)」を含む構成です。防御・ブロック系の土台を作りやすく、ヘイト管理(敵対心の固定)に関わるスキルも組み込みやすいからです。
タンクのサブ武器として選ばれやすい候補の一つが、「グレートソード(大剣)」です。
なぜグレートソードなのか?理由は大きく2つあります。
- 耐久と攻撃の両立: ステータス面ではSTR(最大HPや防御など)を伸ばす価値が高く、近接前衛はその恩恵を受けやすいです。さらに、大剣側でCCや自己強化を取り入れると、前線維持と火力補助の両方を狙いやすくなります。
- 集団戦での制圧: 盾だけで処理しづらい場面でも、大剣側の範囲攻撃・妨害で集団を捌きやすくなります。敵をまとめて受けて、味方が殴りやすい状況を作る動きと相性が良いです。
火力を最大化するDPS武器のシナジー

「とにかくダメージを出したい!」「DPSメーターで1位を取りたい!」という攻撃的なプレイヤーにとって、「ダガー(短剣)」は採用候補になりやすい武器です。
ダガーはメイン武器としても強力ですが、装備しているだけで機能するタイプのパッシブ(例:クリティカル関連など)を中心に組むと、もう片方の武器運用にも恩恵が出ることがあります(ただし、効果文に「○○武器攻撃時」など条件があるものは例外になります)。一方で、武器マスタリーや“手に持っている武器”依存の要素は、状況によって適用範囲が変わるため、ここはビルドごとに確認が必要です。
この性質を利用すると、遠距離武器や魔法武器を主軸にしていても、裏にダガーを持つことでクリティカル周りを底上げし、結果として総合火力を伸ばす、という方向性を取りやすくなります。
メタの法則: 「迷ったらサブにダガーを検討する」と言われることがあるのは、こうした“汎用的に強いパッシブを採用しやすい”背景があるためです。特に「クロスボウ+ダガー」や「グレートソード+ダガー」は、瞬間火力を狙う構成として語られることが多いです。
2025年最新スローンアンドリバティ武器組み合わせ評価

ここからは、2025年時点での環境やアップデートの流れも踏まえた、より実践的な評価についてお話しします。コンテンツによって「最強」の定義は変わりますが、現時点で採用例が多く、評価されやすいビルドをピックアップしました。
- コンテンツ攻略の最強武器ランキング
- 大規模PvPで活躍する環境ビルド
- ソロでのレベリングが速い武器構成
- 武器性能を引き出すステータス配分
- スローンアンドリバティの武器組み合わせまとめ
コンテンツ攻略の最強武器ランキング
PvE(ダンジョン攻略やワールドボス討伐)において、効率と火力を徹底的に追求する場合のトップティア(Sランク)を例としてご紹介します。
S Tier: Scorpion(クロスボウ + ダガー)
単体ボス相手の火力役として、上位に挙げられやすい構成です。クロスボウ側の手数・継続火力に、ダガー側のクリティカル・近接寄りの強化を噛み合わせて、ボスのHPを削り切る動きが強みになります。
また、Scorpionは「Thundercloud(サンダークラウド)」のスタック運用を軸に語られることが多く、条件が揃うとダメージが伸びやすいのも特徴です。
S Tier: Invocator(スタッフ + ワンド)
こちらは「安定感」と「範囲殲滅力」で評価されやすい構成です。範囲処理が得意で、回復も組み込みやすいため、野良パーティでも役割がはっきりしていて運用しやすいのが魅力です。さらに、マナが厳しい場面でもInner Peaceで立て直しやすく、息切れしにくい点も強みになります。
注意点: Scorpion(クロスボウ+ダガー)は火力が高い反面、ビルド次第では耐久が薄くなりがちです。ボスの攻撃パターンを把握し、回避や位置取りを丁寧に行えないと崩れやすいので、操作に慣れてから本格運用するのがおすすめです。
大規模PvPで活躍する環境ビルド
攻城戦やギルド戦(GvG)などの大規模PvPでは、個人の火力よりも「集団への影響力」や「生存能力」が重視されます。一瞬で溶かされてしまっては意味がないからです。
前線の支配者:Ravager(グレートソード + ダガー)
PvPで話題になりやすいのがこの組み合わせです。ダガーのステルス(隠密)や機動力を活かして狙う相手を決め、グレートソード側のCC(スタン等)とバーストで落としにいく動きが得意です。
また、装備・ステータス配分によっては耐久も確保しやすいため、単に「刺して終わり」ではなく、前線で粘りながらリターンを取る運用も狙えます。
後方の砲台:Liberator(ロングボウ + スタッフ)
後方から広範囲に圧力をかけたいなら、このビルドは強力な選択肢です。ロングボウの射程・立ち回りの良さと、スタッフの範囲攻撃を組み合わせて、集団戦で“当て続ける”役割を担いやすくなります。
さらに、ロングボウのスキル「Blitz」は直前スキルのクールダウンをリセットできるため、状況によっては重要スキルの回転率を上げられます。ただし、すべての強力スキルがリセット対象になるわけではないため、リセット可否を前提にした組み立てが重要です。
ソロでのレベリングが速い武器構成

これからサブキャラクターのレベル上げをする方や、日々の依頼クエスト(デイリー)をサクサク終わらせたい方には、やはり「スタッフ(杖)」を軸にした構成をおすすめします。
TLのレベリングや素材集め(ファーミング)では、1体ずつ倒すのではなく、複数の敵をまとめて倒す「範囲狩り(AoE Grinding)」が効率的になりやすいです。
- 敵の集団に走り込み、ヘイトを集める。
- ある程度集まったら、スタッフの氷結系スキルなどで足を止める。
- 「Judgement Lightning(連鎖雷撃)」などの範囲攻撃を撃ち込む。
- 残った敵を範囲スキルで処理する。
このルーティンを繰り返すだけで、経験値もアイテムも溜まりやすくなります。サブ武器はMP回復用のワンドか、立ち回りを補助しやすいロングボウが無難です。
武器性能を引き出すステータス配分

武器の組み合わせが決まったら、次に悩むのがステータスの配分ですよね。「Strength(腕力)」「Dexterity(技量)」「Wisdom(知恵)」「Perception(洞察)」の4つがありますが、主な効果は次の通りです。
育成のコツ: ステータスは「30 / 40 / 50 / 60」などの到達ラインで追加ボーナスが発生するため、まずは狙うラインを決めて組み立てるのが分かりやすいです。また、数値が上がるほど伸びが体感しづらくなる(いわゆるディミニッシングリターン)ため、役割に必要なステータスを2つ程度に絞って伸ばす、という考え方が安定しやすいです。
スローンアンドリバティの武器組み合わせまとめ

今回は、スローンアンドリバティの武器組み合わせについて、基礎的な考え方から2025年の最新メタまで幅広く解説してきました。
最強の組み合わせや流行のビルドは確かに存在します。しかし、最終的には「自分がこの世界(ソリシウム)でどんな役割を演じたいか」が一番大切だと私は思います。
- 最前線で敵の攻撃を受け止める盾になりたいのか。
- 影から忍び寄り、一瞬で敵を葬る暗殺者になりたいのか。
- 後方から魔法の雨を降らせ、仲間を癒やす賢者になりたいのか。
まずは直感で気になった武器を触ってみて、そこから相性の良いサブ武器を模索していくのも楽しみ方の一つです。武器の切り替えや育成にはコストが伴う場面もありますが、試行錯誤した分だけ、キャラクターへの愛着も湧いてくるはずです。
ゲームバランスの調整で細かな数値や評価は変わるかもしれませんが、今回解説した「シナジーの考え方」は今後も役に立つはずです。この記事が、皆さんのスローン・アンド・リバティでの冒険の道しるべになれば嬉しいです。それでは、良き武器との出会いがありますように。良い旅を!
※スキル詳細や最新のパッチノートについては、(出典:『THRONE AND LIBERTY』公式サイト「ニュース」)も併せてご確認ください。

