ポケットモンスター ダイヤモンド・パール(ダイパリメイク・BDSP)の攻略、そして対戦において、「ダイヤモンドパール 最強6体」の編成は多くのプレイヤーが考えるテーマです。
ストーリー攻略をスムーズに進めるための旅パ 最強の構成から、四天王やチャンピオンを打ち破るための編成、さらには通信対戦で勝利を目指すリメイク 最強パーティーまで、目的によって「最強」の定義は異なります。
この記事では、旅の途中でおすすめポケモンや強い ポケモンを探している方から、ガブリアスやメタグロスといった強力なポケモン、あるいは伝説のポケモンを含めた最強の布陣を考察したい方まで、幅広く役立つ情報を整理して解説します。
- ストーリー攻略(旅パ)で活躍するおすすめポケモン
- 四天王・チャンピオン戦の具体的な対策
- 通信対戦環境における最強ポケモンとパーティー構築
- 「ガブリアス」や「メタグロス」など強力なポケモンの育成例
ダイヤモンドパール 旅の最強6体候補

- 旅パで最強を目指すには
- ストーリーで強いポケモン
- 攻略おすすめポケモンの基準
- 四天王とチャンピオンの対策
旅パで最強を目指すには
ダイヤモンド・パールにおける「旅パ 最強」の編成とは、ストーリーを効率良く、そして安定してクリアできるバランスの取れた6体を指します。特定のポケモン6体だけが最強というわけではなく、以下のポイントを意識して構築することが重要です。
まず、御三家(ナエトル・ヒコザル・ポッチャマ)を中心にしたタイプバランスです。特に今作は炎タイプのポケモンの種類が非常に少ないため、ヒコザル(最終進化:ゴウカザル)を選ぶと、鋼タイプや氷タイプのジムなどで有利に戦いやすくなります。
次に、秘伝技への対応です。ストーリー進行には「いあいぎり」「そらをとぶ」「なみのり」「かいりき」など多くの秘伝技が必須となります。これらの技を戦闘要員の技スペースを圧迫せずに覚えられるポケモン(例:ビーダル)を1〜2体編成に組み込むか、戦闘要員にも分散して覚えさせるかを計画的に考える必要があります。
旅パ構築のポイント
1. タイプのバランス
御三家を中心に、弱点を補い合えるタイプ(みず、ほのお、くさ、でんき、ひこう等)を揃えましょう。
2. 秘伝技の分担
戦闘要員とは別に秘伝要員(ビーダルなど)を用意すると、戦闘要員の技構成の自由度が高まります。
3. 入手時期
序盤から入手でき、終盤まで活躍できるポケモン(ムックル、コリンクなど)を軸にすると育成がスムーズです。
これらの要素を考慮し、自分のプレイスタイルに合った6体を見つけることが、あなたにとっての「最強の旅パ」となります。
ストーリーで強いポケモン
ストーリー攻略、いわゆる「旅パ」で活躍が期待できる、強い ポケモンを紹介します。入手時期が早く、終盤まで一貫して活躍できるポケモンは特に優秀です。
序盤から活躍するポケモン
ムクホーク(ムックルから進化)
- おすすめ理由:最序盤の201番道路でムックルを入手可能。最終進化で攻撃種族値が120と非常に高く、強力なタイプ一致技「ブレイブバード」や、格闘タイプの技「インファイト」を覚えます。特性「いかく」で相手の攻撃を下げられる点も、旅の安定感を格段に上げてくれます。秘伝技「そらをとぶ」要員としても必須級です。
レントラー(コリンクから進化)
- おすすめ理由:ムックル同様、序盤の202番道路でコリンクを入手できます。シンオウ地方では貴重な電気タイプであり、特性「いかく」も優秀。攻撃種族値が高いため、「かみくだく」などの物理技も強力に使えます。
ギャラドス(コイキングから進化)
- おすすめ理由:「ボロのつりざお」入手後、ほぼ全ての水辺でコイキングが釣れます。レベル20で進化するだけで、合計種族値540の強力なポケモンになります。特性「いかく」を持ち、攻撃範囲も広いため、多くのジムや四天王戦で活躍します。電気タイプが4倍弱点である点にのみ注意が必要です。
中盤〜終盤の強力なポケモン
ガブリアス(フカマルから進化)
おすすめ理由: 入手は中盤以降(迷いの洞窟)となりますが、 攻撃・素早さともに非常に高いステータス を誇る600族のポケモンです。(参照:ポケモンずかん(ポケモンオフィシャルサイト))
タイプ一致の「じしん」や「ドラゴンクロー」は絶大な威力を誇り、 四天王やチャンピオン戦でのエースとして活躍します。
ルカリオ(リオルから進化)
おすすめ理由: 「こうてつじま」でタマゴを入手できます。攻撃と特攻がどちらも高い 「かくとう・はがね」タイプで、技範囲が非常に広いです。強力な先制技「しんそく」や、 必中技「はどうだん」などを覚えます。
補足:御三家の選択
旅パの難易度は、最初に選ぶ御三家によっても変わります。
- ヒコザル(ゴウカザル):炎・格闘タイプ。弱点を突けるジムが多く、ストーリー攻略が最もスムーズとされています。
- ポッチャマ(エンペルト):水・鋼タイプ。耐性が非常に優秀で、安定した攻略が可能です。
- ナエトル(ドダイトス):草・地面タイプ。強力な「じしん」を覚えますが、氷4倍弱点などがあり、やや上級者向けです。
攻略おすすめポケモンの基準
最強の旅パを編成する上で、どのような基準でおすすめポケモンを選べばよいでしょうか。ステータスの高さ(種族値)はもちろん重要ですが、ストーリー攻略においてはそれ以外の要素も大きく影響します。
単に「強いから」という理由だけでなく、 「なぜ旅パに向いているのか」という具体的な理由が求められます。 ここでは3つの重要な基準を解説します。
1. 入手時期と進化レベル
どれだけ強力なポケモンでも、クリア後や殿堂入り直前でしか入手できない場合、旅パとしては不向きです。 物語の序盤〜中盤で入手でき、現実的なレベルで最終進化できる ポケモンが理想的です。例えば、ムックルやコリンクは最序盤から育成を開始できます。
2. 特性の優秀さ
旅パにおいて特性は非常に重要です。特に「いかく」は、場に出すだけで相手の物理攻撃力を下げるため、 被ダメージを減らし、回復アイテムの節約にも繋がります。ムクホークやレントラー、 ギャラドスが旅パで推奨される大きな理由の一つです。
3. 技範囲とタイプ一致技
攻撃範囲が広く、多くの敵の弱点を突ける ポケモンは攻略のエースになります。また、レベルアップで強力なタイプ一致技 (例:ムクホークの「ブレイブバード」)を覚えるかどうかも、育成の手間に関わる重要なポイントです。
注意点:600族の育成
ガブリアス(フカマル)やメタグロス(ダンバル)のような、いわゆる「600族」と呼ばれるポケモンは、 最終的なステータスは非常に高いものの、育成に必要な経験値が多く、進化レベルも高い(ガバイト→ガブリアスはLv.48)傾向があります。 旅の途中で育成が停滞しないよう、パーティー全体のレベルバランスに注意が必要です。
四天王とチャンピオンの対策
シンオウ地方の四天王、そしてチャンピオンのシロナは、歴代でも屈指の強敵として知られています。生半可なレベルやパーティー構成では苦戦は必至です。ここでは、それぞれの手持ちポケモンのタイプと、有効な対策ポケモン・技を解説します。参照:ポケモンWiki)
四天王に勝てない場合、単なるレベル不足だけでなく、パーティーの「タイプ相性」が噛み合っていない可能性が非常に高いです。ここで紹介する弱点対策を参考に、技構成を見直してみてください。
| 相手 | 主な使用タイプ | 有効な対策(ポケモン・技) |
| リョウ(一人目) | むし | ・ほのおタイプ(ゴウカザル、ギャロップ) ・ひこうタイプ(ムクホーク) ・いわタイプ(ギャラドス、ガブリアス) ※ドラピオン(どく/あく)には「じめん」技が有効です。 |
| キクノ(二人目) | じめん | ・くさタイプ(ロズレイド、ドダイトス) ・みずタイプ(ギャラドス、エンペルト) ・こおりタイプ(ギャラドス、ユキノオー) ※みず/じめん(ナマズン、トリトドン)には「くさ」技が4倍弱点となります。 |
| オーバ(三人目) | ほのお | ・みずタイプ(ギャラドス、エンペルト、トリトドン) ・じめんタイプ(ガブリアス、ドダイトス) ・いわタイプ(ガブリアス) ※フワライド(ゴースト/ひこう)には「でんき」や「あく」技が必要です。 |
| ゴヨウ(四人目) | エスパー | ・あくタイプ(レントラー、ギャラドス、ドンカラス) ・ゴーストタイプ(ゲンガー) ※キリンリキ(ノーマル/エスパー)、フーディンには「あく」技が有効です。 |
チャンピオン「シロナ」の対策
四天王を突破した先に待つシロナは、タイプが統一されておらず、非常にバランスの取れた高レベルのパーティーを使用します。特にエースポケモンの「ガブリアス」は全ポケモン中でもトップクラスの強さを誇ります。
シロナのガブリアス対策には、氷タイプの技が4倍弱点であることを突くのが最も効果的です。ギャラドスの「こおりのキバ」や、わざマシンで「れいとうビーム」を覚えさせたポケモン(エンペルトなど)で対処しましょう。また、ミロカロス対策として「でんき」タイプの技(レントラーなど)も必須です。
対戦向けダイヤモンドパール最強6体

- 最強ポケモンランキングとは
- リメイク版の最強パーティー構成
- 伝説ポケモンの採用と注意点
- 採用率の高いガブリアスの強さ
- 鋼タイプのメタグロスも候補
- ダイヤモンドパール最強6体まとめ
最強ポケモンランキングとは
ストーリー攻略(旅パ)とは異なり、通信対戦やバトルタワーにおける「最強ポケモン」は、 使用率の高さ、タイマン性能、パーティー全体への貢献度 によって評価されます。ダイパリメイク(BDSP)の対戦環境では、特定のポケモンが非常に高い評価を得ており、 それらのポケモンを中心に対策が練られています。
Tier(ティアー)と呼ばれるランキング形式で評価されることが多く、 例えばTier1には環境のトップメタ(中心)となるポケモンが、 Tier2にはそれに次ぐ強力なポケモンが位置付けられます。
BDSP対戦環境のTier例 (一例)
Tier1: ラティオス、ハッサム、キノガッサ
Tier2: ガブリアス、スイクン、カイリュー、マンムー、ギャラドス
Tier3: ヒードラン、クレセリア、ロトム(ウォッシュ)、ゲンガー
Tier4: ボーマンダ、バンギラス、メタグロス、トゲキッス
※これらのランキングは、ルールや時期によって変動する可能性があります。
このように、対戦環境では「いかに相手の強力なポケモンを対策し、自分の強力なポケモンを通すか」が重要になります。旅パで活躍したポケモンが、必ずしも対戦で強いとは限らない点に注意が必要です。
リメイク版の最強パーティー構成
対戦で勝利を目指す「リメイク 最強パーティー」は、個々のポケモンの強さだけでなく、6体全体の相性補完(タイプの弱点を補い合うこと)や戦術(コンボ)が極めて重要です。
BDSP(ダイパリメイク)の対戦環境では、以下のような強力な「軸」(組み合わせ)を中心にした構築が人気です。(参照:Smogon University)
ラティハッサム軸
ラティオスとハッサムの2体を軸にした構築です。
- ラティオス(ドラゴン/エスパー):高い特攻と素早さを持つ特殊アタッカー。
- ハッサム(むし/はがね):特性「テクニシャン」による高火力の先制技「バレットパンチ」が強力な物理アタッカー。
この2体は相性補完に優れており、ラティオスが苦手な相手(あくタイプなど)をハッサムが、ハッサムが苦手な相手(ほのおタイプ)をラティオス(の技「なみのり」など)がカバーしやすいという強みがあります。
クレセドラン軸
クレセリアとヒードランの2体を軸にした、非常に高い耐久力を持つ構築です。
- クレセリア(エスパー):非常に高い防御・特防を持つ耐久ポケモン。
- ヒードラン(ほのお/はがね):多くの耐性を持ち、特攻も高いポケモン。
お互いの弱点を補い合いつつ、クレセリアが「どくどく」や「でんじは」で場を荒らし、ヒードランが「マグマストーム」で相手を拘束して倒すなど、耐久戦術(受けループ)を得意とします。
最強パーティーとは、単に強いポケモンを集めたものではなく、「誰で起点を作り、誰で相手を倒し切るか」という明確な勝利プランが設計された6体のことです。初心者の方は、まず「ラティハッサム」のような分かりやすい軸から試してみるのがおすすめです。
伝説ポケモンの採用と注意点
伝説のポケモン(ディアルガ、パルキア、レックウザなど)は、ストーリー攻略においては圧倒的なステータスを持ち、最強のメンバー候補となります。特にディアルガ(はがね/ドラゴン)は弱点が少なく、攻略道中での安定感が非常に高いです。
しかし、通信対戦においては、これらの強力な伝説ポケモンの使用には制限がかかる場合がほとんどです。
対戦ルールにおける伝説ポケモンの扱い
公式の対戦ルールや、多くのユーザー間で楽しまれている対戦(ランクマッチなどに相当)では、 以下のような制限が一般的です。
- 使用禁止: ミュウツー、レックウザ、ディアルガ、パルキアなどの「禁止級」と呼ばれる伝説ポケモン。
- 使用可能(準伝説): クレセリア、ヒードラン、ラティオス、スイクンなどの「準伝説」と呼ばれるポケモン。
対戦で「最強6体」を組む際は、まず 挑戦するルールのレギュレーション(使用可能ポケモンの範囲)を必ず確認する 必要があります。準伝説ポケモンは、前述の「ラティハッサム」や「クレセドラン」のように、 対戦環境の中心となることが多いです。
もし、友人同士などで「伝説ポケモンなんでもあり」のルールで戦うのであれば、単純な種族値の高さが物を言うため、ディアルガ、パルキア、レックウザ、カイオーガなどを中心に編成するのが強力な選択肢となります。
採用率の高いガブリアスの強さ
ガブリアスは、ダイパリメイク(BDSP)の対戦環境において、最も採用率の高いポケモンの一角です。旅パでの強さもさることながら、対戦においてはそのポテンシャルを最大限に発揮します。
強さの理由は、合計種族値600という高さに加えて、攻撃(130)と素早さ(102)のバランスが非常に優れている点にあります。素早さ102という数値は、多くの激戦区(100族)をわずかに上回っており、先手を取りやすい強みがあります。
さらに、ガブリアスの最大の強みは「型の多様性」です。持ち物や技構成によって、全く異なる役割を持つことができます。
| 型(持ち物) | 役割と特徴 | 技構成の例 |
| きあいのタスキ型 | 行動保証を持つアタッカー。確実に1回行動し、相手を削る、または「つるぎのまい」を積む。 | じしん / げきりん / つるぎのまい / ストーンエッジ |
| こだわりスカーフ型 | 奇襲アタッカー。スカーフで素早さを上げ、本来勝てない相手の上から攻撃する。 | じしん / げきりん / ストーンエッジ / ほのおのキバ |
| ヤチェのみ型 | 対面性能型。4倍弱点の氷技をヤチェのみで耐え、反撃する。 | じしん / げきりん / つるぎのまい / しんそく (※要検討) |
このように、相手はガブリアスを見ただけでは「どの型か」を判断しにくく、常に対処を誤るリスクを抱えることになります。これがガブリアスが最強ポケモンの一角と呼ばれる所以です。
鋼タイプのメタグロスも候補
メタグロスは、ガブリアスと同じく合計種族値600を誇る「はがね・エスパー」タイプのポケモンです。ダイパリメイクの対戦環境ではTier4(インプット情報による)と、ガブリアスやラティオスほどの人気はありませんが、伝説並みに強いと評されることもある強力なポケモン候補です。
長所は、攻撃(135)と防御(130)が非常に高い点、そして「はがね・エスパー」という優秀な耐性(毒無効、エスパー1/4など)です。また、強力な先制技「バレットパンチ」や、広い攻撃範囲を持つ技(じしん、アームハンマー、かみなりパンチ、れいとうパンチ)を覚えることができます。
短所(注意点)
メタグロスの弱点は、素早さが70と中途半端であることです。 多くのポケモンに先手を取られやすく、また「ほのお」「じめん」「ゴースト」「あく」という メジャーな4つの弱点タイプを持つため、対策されやすい側面もあります。 強力なポケモンですが、運用には工夫が必要です。
メタグロスの育成論(一例)
| 項目 | 内容 |
| 特性 | クリアボディ(相手に能力を下げられない) |
| 性格 | いじっぱり(攻撃↑ 特攻↓) |
| 持ち物 | オッカのみ(炎技半減)、シュカのみ(地面技半減)、こだわりハチマキ |
| 努力値 | HP 252 / 攻撃 252 / 防御 4 など |
| 技構成 | コメットパンチ / バレットパンチ / じしん / アームハンマー (または れいとうパンチ) |
高い耐久と火力を活かし、相手の攻撃を耐えながら強力な一撃で反撃するアタッカーとしての運用が基本となります。
ダイヤモンドパール最強6体まとめ
この記事では、ダイヤモンドパールの最強6体について、ストーリー攻略(旅パ)と通信対戦の2つの側面に分けて解説しました。最後に記事の重要なポイントをまとめます。
- 最強の「旅パ」は効率と安定性を重視したバランスが重要
- 御三家は炎タイプが貴重なためヒコザル(ゴウカザル)の優先度が高い
- 序盤から活躍するムクホークやレントラーは特性「いかく」が優秀
- ギャラドスも特性「いかく」と高い攻撃力でストーリー攻略に貢献する
- 秘伝要員(ビーダルなど)を確保すると戦闘要員の技構成が自由になる
- 四天王とチャンピオン(特にシロナ)は対策が必須
- シロナのガブリアスには氷タイプの技(4倍弱点)が最も有効
- 対戦における「最強」は使用率やパーティーへの貢献度で決まる
- 対戦環境ではガブリアス、ハッサム、ラティオスなどの評価が高い
- 「ラティハッサム」や「クレセドラン」は強力なパーティー構築の軸となる
- 強力な伝説ポケモンは対戦ルールで使用が制限される場合が多い
- 準伝説(ラティオス、クレセリアなど)は対戦環境の中心
- ガブリアスは高いステータスと「型の多様性」が最大の強み
- メタグロスは攻防に優れるが素早さと弱点管理に注意が必要なポケモン
- 目的に合わせて「最強」の定義を見極めパーティーを組むことが大切


