【絶品】味噌汁としいたけの組み合わせ!旨味3倍のレシピと保存術

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味噌汁としいたけの組み合わせ!旨味3倍のレシピと保存術
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毎日の食卓に欠かせないお味噌汁ですが、気がつくと具材がいつも同じパターンになってしまってマンネリ化していませんか?「とりあえず豆腐とわかめでいいか…」と、なんとなく作ってしまうこと、私自身もよくあります。

そんな時にこそ試してほしいのが、旨味たっぷりの「しいたけ」を使ったアレンジです。実は、しいたけとお味噌汁の組み合わせは、単に美味しいだけでなく、栄養バランスやカロリーを気にする方にも嬉しいメリットがたくさんあるんです。

今回は、定番の人気レシピから、「えっ、それ入れるの?」と驚くような意外な変わり種まで、私が実際に試して感動した組み合わせをたっぷりとご紹介しますね。これを読めば、今日からのお味噌汁作りがちょっと楽しみになるはずです。

この記事のポイント
  • しいたけの旨味を最大限に引き出す、相性抜群の具材
  • 毎日の献立マンネリを解消する、意外な組み合わせレシピ
  • ただ凍らせるだけで旨味成分が3倍になる、プロ級の冷凍保存テクニック
  • 栄養を逃さず美味しく食べるための、正しい戻し方と下処理

なお、お味噌汁だけでなく「主菜・副菜・汁物」を含めた献立全体のバランスを整えたい場合は、煮物の献立組み合わせで主菜・副菜・汁物の黄金バランスを解説している記事も、毎日の献立づくりのヒントになると思います。

目次

味噌汁としいたけの組み合わせが光る人気レシピ

しいたけはそれ単体でも十分なお出汁が出ますが、他の食材と組み合わせることで真価を発揮します。料理の世界では「旨味の相乗効果」なんて言葉がありますが、まさにそれを実感できるレシピたちを、私の実体験を交えてご紹介しますね。

豆腐や油揚げを使う定番の人気具材

豆腐や油揚げを使う定番の人気具材
まっさらログ:イメージ

まずは絶対に外せない、王道にして最強の組み合わせからお話ししますね。冷蔵庫に常備されていることも多い「豆腐」や「油揚げ」は、しいたけとの相性が最高です。

食感のコントラストを楽しむ「豆腐」

豆腐、特に絹ごし豆腐のつるんとした滑らかな食感は、しいたけ特有の繊維質でプリッとした歯ごたえと絶妙なコントラストを生みます。ここに長ネギを加えると、もう文句なしの「ザ・日本の朝ごはん」という風情になりますよね。

私が作るときは、豆腐はあまり小さくしすぎず、少し大きめにカットして満足感を出すようにしています。崩れた豆腐がお出汁と混ざり合うのもまた美味しいのですが、具材としての存在感を残したいときは「さいの目」より少し大きめがおすすめです。

コクと旨味の爆弾「油揚げ」

そして、個人的に「これに勝るものはない」と思っているのが「油揚げ」とのペアリングです。

ここがポイント

油揚げに含まれる適度な油分がお味噌汁に溶け出し、あっさりとしたしいたけの風味にコクと深みを与えます。さらに、スポンジ状の組織を持つ「しいたけ」と、多孔質の「油揚げ」が、ダブルでお出汁をたっぷりと吸い込むんです。

噛んだ瞬間に、熱々のお出汁が「ジュワッ」と口の中に広がる感覚、たまりませんよね。どちらも安価で手に入る食材なので、給料日前のお助けメニューとしても非常に優秀かなと思います。

卵や豚肉を加えておかずにする工夫

「今日はお味噌汁をメインのおかずにしたい」「一品で栄養を摂りたい」という時には、タンパク質をしっかりプラスするのがおすすめです。

旨味のトライアングル「きのこ豚汁」

例えば「豚肉」を加えた、いわゆる「きのこ豚汁」は、食べ応えが段違いです。これには科学的な理由もしっかりあるんですよ。

実は、豚肉に含まれる「イノシン酸」、しいたけの「グアニル酸」、そして味噌の「グルタミン酸」が合わさることで、旨味が何倍にも強く感じられるようになります。これを私は勝手に「旨味のトライアングル」と呼んでいるのですが、植物性と動物性の旨味が掛け合わさることで、ご飯が何杯でもいける味に仕上がります。

カレーでも同じようにルウを組み合わせることでコクや辛さのバランスが大きく変わります。例えば、カレールーの組み合わせと黄金比・隠し味を詳しく解説した記事を読むと、「旨味を掛け合わせて味を底上げする」という考え方がさらにイメージしやすくなるはずです。

手軽に満足感アップ「落とし卵・かき玉」

もう少し手軽に済ませたい時は、「卵」を落とすだけでも立派なご馳走になりますよ。

  • かき玉にする場合:汁全体にとろみがつき、しいたけの旨味が卵に閉じ込められます。冷めにくくなるので冬場におすすめです。
  • 落とし卵にする場合:半熟の黄身を崩しながら、ソースのようにしいたけに絡めて食べるのが通の楽しみ方です。

トマトやバターなど意外な変わり種

トマトやバターなど意外な変わり種
まっさらログ:イメージ

検索してみると「意外」というキーワードが出てくることも多いのですが、実はしいたけは洋風のアレンジとも相性が良いんです。「和食のルール」に縛られすぎず、自由な発想で楽しんでみましょう。

和風ミネストローネ風「トマト」

私の一押しは「トマト」との組み合わせです。「えっ、味噌汁にトマト?」と敬遠されるかもしれませんが、トマトも「グルタミン酸」の塊のような野菜なので、しいたけの出汁とは相性抜群なんです。

作り方は簡単で、くし形に切ったトマトをサッと煮るだけ。仕上げにオリーブオイルをひと回しし、黒胡椒を少しかけると、まるで「和風ミネストローネ」のようなおしゃれなスープに変身します。トマトの酸味が味噌の塩気をまろやかにしてくれるので、食欲がない時でもさっぱり食べられますよ。

子供も喜ぶ「バター・牛乳」

また、コクが欲しい冬の時期には「バター」や「牛乳」を少し加えるのもアリです。しいたけ特有の香りが乳製品のマスキング効果でマイルドになるので、きのこが苦手なお子さんでも「これなら飲める!」となることが多いようです。北海道の石狩鍋のような、濃厚でクリーミーな味わいを楽しんでみてください。

わかめ等の低カロリーな具材選び

ダイエット中の方や、夜遅い時間の食事には、カロリーを抑えつつ満足感を得られる組み合わせが良いですよね。

そんな時は「わかめ」などの海藻類がベストパートナーです。わかめの持つ磯の香りと、しいたけの土の香りは、お味噌という発酵調味料が仲介役になることで驚くほどマッチします。

栄養メモ

しいたけは100gあたり約18kcal程度と非常に低カロリーでありながら、食物繊維が豊富です。わかめと一緒に摂ることで、腸内環境を整える「菌活・腸活」メニューとしても期待できますね。(出典:文部科学省『日本食品標準成分表(八訂)増補2023年』

食事全体のカロリーコントロールや間食の選び方まで見直したい場合は、高カカオチョコレートを継続して食べたダイエット・健康への影響を検証した記事も、無理なく続けるためのヒントになります。

さらにボリュームを出したい場合は、麺類の代わりに「えのき」や「しらたき」を加えれば、罪悪感なしの夜食としても活躍します。

玉ねぎやネギとの相乗効果を狙う

玉ねぎやネギとの相乗効果を狙う
まっさらログ:イメージ

野菜の甘みを足したいなら、玉ねぎや長ネギをたっぷり使いましょう。加熱された玉ねぎの甘みは、味噌の塩気としいたけの旨味を優しくまとめてくれます。

特に長ネギは、白い部分をじっくり煮込んで甘みを出しつつ、青い部分を最後に散らして彩りと香りを添えるのが私のこだわりです。シンプルですが、素材の味がしっかりと感じられる、毎日食べても飽きのこない一杯になります。

味噌汁としいたけの組み合わせを極めるコツ

ここまでは具材の組み合わせについてお話ししましたが、ここからは「しいたけそのもの」を美味しく食べるためのテクニックをご紹介します。ちょっとしたひと手間で、味が劇的に変わりますよ。

冷凍保存で旨味を激増させる裏技

冷凍保存で旨味を激増させる裏技
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スーパーでしいたけが安売りしていたら、迷わず大量買いして「冷凍保存」することをおすすめします。実はこれ、ただ長持ちさせるための保存術ではなく、旨味をアップさせるための積極的な調理テクニックなんです。

なぜ冷凍すると美味しくなるの?

生のしいたけを冷凍すると、内部の水分が凍って膨張し、細胞壁を破壊します。この状態で加熱調理することで、細胞の中に閉じ込められていた旨味成分や酵素が、生の時よりもスムーズに溶け出すようになるんです。きのこ類では、冷凍後に加熱することで旨味成分が有意に増加したとする研究報告もあり、条件によっては旨味成分が約3倍に増えた例を紹介している資料もありますが、「必ず3倍になる」というよりは生のまま使うより旨味が増えやすい調理法と理解しておくと安心です。

旨味アップの冷凍手順

石づき(硬い部分)を取り除き、使いやすい大きさにカットする。

保存袋に入れてしっかりと空気を抜き、冷凍庫へ。

【重要】調理する時は解凍せず、凍ったままお鍋に入れます。

解凍してしまうと、美味しいエキスがドリップとして流れ出てしまうので、必ず「凍ったまま投入」してくださいね。水からゆっくり煮出すと、さらに良い出汁が出ますよ。

食感を変える切り方のテクニック

食感を変える切り方のテクニック
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いつもなんとなく同じ切り方をしていませんか?しいたけは切り方ひとつで、口に入れた時の食感も、お汁への出汁の出方も変わります。

切り方特徴おすすめのシーン
薄切り(スライス)表面積が増え、短時間で出汁が出る。他の具材と絡みやすい。時間がない朝、卵とじ、豆腐とわかめの味噌汁
四つ切り(十字)肉厚な食感をダイレクトに楽しめる。噛んだ時に汁が溢れる。豚汁、食べる味噌汁、ボリューム重視の時
飾り切り(花切り)見た目が華やかになり、切れ込みから味が染みやすい。お正月、お祝い事、おもてなし料理

私は普段は薄切りでサッと火を通すことが多いですが、ガッツリ食べたい時は四つ切りにして、噛んだ時のジューシーさを楽しんでいます。その日の気分で切り方を変えるのも、料理の楽しみの一つですよね。

捨てずに軸まで食べる調理の知恵

捨てずに軸まで食べる調理の知恵
まっさらログ:イメージ

しいたけの「軸(足)」の部分、もしかして捨てていませんか?だとしたら、それは本当にもったいないです!実は軸こそ、一番香りが強くて美味しい部分だったりします。

もちろん、原木に触れていた黒くて硬い「石づき」の部分は切り落としますが、その上の軸の部分は捨てずに活用しましょう。

軸のおすすめの食べ方

包丁で切るよりも、手で縦に裂くのがおすすめです。縦に裂くことで断面積が複雑になり、味が染み込みやすくなります。食べてみると、まるで「きんぴらごぼう」や、高級な「貝柱」のような独特の歯ごたえと強い旨味が楽しめます。

調理の注意点

軸は傘部分より繊維がしっかりしていて少し硬いので、具材を入れる最初の段階(水の状態)からお鍋に入れて、しっかり火を通すのがポイントです。

栄養を逃さない正しい戻し方とは

最後に、干ししいたけを使う場合の戻し方についてです。ここが味の決め手になります。「早く戻したいから」といって、熱湯につけたり電子レンジを使ったりするのは、実はNGなんです。

旨味成分である「グアニル酸」を作る酵素は、ある程度の温度が必要ですが、高すぎると働く前に壊れてしまいます。最も効率よく旨味を引き出すには、「冷蔵庫で5時間以上、できれば一晩かけてゆっくり水戻しする」のが正解です。

冷蔵庫の中の5℃くらいの冷たい水の中でじっくり時間をかけることで、酵素がゆっくりと働き、料亭のような濃厚な出汁が取れます。前の晩にタッパーに水と干ししいたけを入れて冷蔵庫に入れておけば、翌朝には最高のお出汁が出来上がっていますよ。

最高の味噌汁としいたけの組み合わせを楽しもう

今回は、私が普段から実践している「味噌汁 しいたけ 組み合わせ」のアイデアやコツについて、かなり深掘りしてご紹介しました。

しいたけは、豆腐や油揚げといった定番具材はもちろん、トマトや牛乳といった意外な食材とも調和する懐の深い食材です。そして何より、冷凍保存や軸の活用、正しい戻し方を知っておくことで、いつものお味噌汁が「お店の味」にグレードアップします。

ぜひ今夜の献立に、旨味たっぷりのしいたけ味噌汁を取り入れてみてくださいね。体も心も温まる一杯になるはずです。

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この記事を書いた人

はじめまして、管理人の「零(れい)」です。 このブログ「まっさらログ」にお越しいただき、本当にありがとうございます。
ここは、日常で感じたことや新しく始めたことを、「まっさら」な視点で記録していく雑記ブログです。

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