パレドオールチョコの評判は？獺祭やパフェの口コミを徹底検証

バレンタインやホワイトデー、あるいは大切な方への手土産として、高級チョコレートを選ぶ機会ってありますよね。数あるブランドの中でも、「ショコラティエ パレ ド オール」は知る人ぞ知る日本の名店として名前が挙がることが多いブランドです。

でも、実際に購入しようとすると、こんな疑問や不安が頭をよぎりませんか？

「一粒数百円もするけど、本当に値段に見合う味なの？」 「獺祭ショコラが有名だけど、お酒が強すぎて食べにくくないかな？」 「店舗に行きたいけど、銀座店の接客が微妙って口コミを見てしまって不安…」

私自身も初めて利用する時は、SNSや口コミサイトを端から端までチェックした記憶があります。決して安くない買い物だからこそ、失敗したくないですもんね。

そこで今回は、パレドオールのチョコレートがなぜこれほどまでに評価されているのか、その理由を深掘りしつつ、実際に食べた人のリアルな口コミや評判、そして知っておくべき注意点まで、徹底的にリサーチしてまとめました。

パレドオール チョコの評判や人気の理由

まずは、なぜ「パレドオール」というブランドが多くのチョコレート愛好家を唸らせているのか、その評判の核心部分に迫っていきます。単に「高級だから美味しい」という単純な話ではなく、そこには作り手の並々ならぬ執念とも言えるこだわりがありました。

本当に美味しい？口コミを徹底検証

パレドオールの評判をリサーチしていて最も多く目にするのが、「カカオの香りが段違い」という驚きの声です。

多くの高級ブランドがある中で、なぜパレドオールの香りだけが特別視されるのでしょうか。その理由は、カカオ豆の選別から焙煎、搾油に至るまでの全工程を自社で行う、カカオ豆からチョコレートまで一貫して手がける「Bean to Bar（ビーン・トゥ・バー）」製法に、日本でもいち早く本格的に取り組んできたショコラティエだからです。

巨匠ベルナシオンの遺伝子を継ぐ味

創設者の三枝俊介シェフは、フランスのリヨンにある伝説的な名店「ベルナシオン」で修行を積まれた方です。ベルナシオンといえば、古くから自家製チョコレートにこだわってきた老舗中の老舗。

一般的なショコラティエの多くは、メーカーから仕入れた既製品のチョコレート（クーベルチュール）を溶かして加工しますが、三枝シェフは「カカオという素材そのもの」と向き合う道を選びました。

【ここが違う！パレドオールのこだわり】

作りたいお菓子のイメージに合わせて、カカオの産地を選び、焙煎の深さを秒単位で調整しています。これにより、「酸味を際立たせたい」「香ばしさを残したい」といった微細なコントロールが可能になり、他では真似できない唯一無二の味が生まれるのです。

実際の口コミでも、「濃厚なのに後味がすっきりしている」「食べた瞬間にカカオの香りが鼻に抜ける」といった評価が圧倒的です。砂糖の甘さでごまかさない、「カカオ本来の苦味や酸味を楽しみたい」という大人の方から絶大な支持を得ています。高カカオチョコレートを日常の間食に取り入れた体験談や健康面への影響が気になる方は、「チョコレート効果86を食べ続けた結果｜ダイエット・健康への影響まとめ」もあわせて参考になります。

獺祭ショコラの味わいと感想

パレドオールの名を一般層にまで広く知らしめたのが、この「獺祭ショコラ」です。「パレドオール チョコ 評判」で検索している方の多くが、この商品気になっているのではないでしょうか。

使用されているのは、山口県の旭酒造が誇る純米大吟醸「獺祭 磨き二割三分」。酒米「山田錦」を精米歩合23％まで磨き上げ、玄米の外側約77％を削り落とした芯の部分だけを使う、とても贅沢なお酒です。日本酒そのもののギフト選びや銘柄の違いを深掘りしたい方は、石川県の日本酒で入手困難な銘柄をランキング形式で徹底解説した記事も参考になります。

「チョコレートに日本酒？喧嘩しないの？」と思うかもしれませんが、食べてみるとそのバランスの良さに驚かされます。

ビタータイプ	カカオの力強い苦味の中に、獺祭の華やかでフルーティーな香りがふわりと広がります。お酒の香りがチョコに負けていないのが凄いです。
ミルクタイプ	表面にあしらわれた粗塩がポイント。ミルクチョコの甘み、日本酒の甘み、そして塩味が一体となり、「甘じょっぱい」中毒性のある味わいです。

お酒好きへのギフトには最強の選択肢

口コミでは「お酒好きの男性へのプレゼントにしたら凄く喜ばれた」「日本酒の香りがしっかり感じられる」という声が多く、バレンタインシーズンには早々に売り切れてしまうほどの人気商品です。

【注意が必要です】

獺祭ショコラにはアルコールが使用されています。日本酒の香りや風味をはっきり感じる商品ですので、お子様や妊婦の方、運転を控えている方、アルコールに極端に弱い方への提供は避けるようにしましょう。

ホワイトチョコ専門店の評価は？

個人的にパレドオールの凄さを一番感じているのが、世界初といわれるホワイトチョコレート専門のBean to Bar工房「ショコラティエ パレ ド オール ブラン」の展開です。

皆さんはホワイトチョコに対して、「ただ甘いだけ」「喉に残る油脂っぽさが苦手」というイメージを持っていませんか？実は私もそうでした。しかし、こちらのホワイトチョコはその常識を覆してくれます。

通常のホワイトチョコは、脱臭・脱色処理をした無味無臭のカカオバターを使いますが、パレドオールでは自社でカカオ豆から搾った「未脱臭のカカオバター」を使用しています。そのため、カカオ豆由来のフルーティーな酸味や香ばしいコクがしっかりと残っているんです。

「ホワイトチョコの概念が変わった」「こんなにすっきりとした後味は初めて」という評判は決して大袈裟ではありません。フルーツと合わせた「コフレ ブラン」などは見た目も宝石のように美しいので、女性へのギフトとしても間違いなく喜ばれるはずです。

絶品と話題のパフェの魅力

東京（丸の内）や大阪（西梅田）のサロン併設店舗で提供されている「パフェ」も、SNSを中心に熱烈なファンが多いメニューです。なお、青山には自家製ホワイトチョコレート専門店「ショコラティエ パレ ド オール ブラン」があり、こちらはテイクアウト中心でホワイトチョコ系スイーツが楽しめます。

ここのパフェは単なるデザートの盛り合わせではありません。「パーフェクトなチョコレートパフェ」をテーマに、カカオの多様性を表現するための「構築物」として緻密に設計されています。

【パフェのここが凄い】

• 味のグラデーション：トップにはカカオ感の強いソルベ、中間には濃厚なクリームや食感のあるプレート、最後はベリー系やジュレでさっぱりと。最後まで飽きずに食べられます。
• 季節ごとの変化：冬のチョコ尽くしはもちろん、夏にはホワイトチョコとハーブや柑橘を合わせた清涼感のあるパフェが登場するなど、一年中楽しめます。

価格はメニューや時期によって変動しますが、看板のチョコレートパフェはおおよそ2,500円〜2,800円前後（税別・税込いずれも含む目安）で設定されていることが多く、近年は3,000円弱の価格帯になることもあります。ラグジュアリーホテルのラウンジで提供されるパフェと同等以上のクオリティとボリュームがあるため、「価格以上の価値と感動がある」と満足度は非常に高いです。

値段は高い？価格と満足度の関係

購入を検討する上で避けて通れないのが「お値段」の問題です。パレドオールのボンボンショコラは、セット内容にもよりますが、1粒あたりおおよそ500円〜700円前後。スーパーで買うチョコと比べれば、当然ながら高価です。

しかし、実際に購入した人の口コミを見てみると、「高いから買わなければよかった」という不満の声はほとんど見当たりません。むしろ、「これだけの手間がかかっているなら納得」「安くはないが、それだけの価値がある」という肯定的な意見が圧倒的多数を占めています。

特に、代表作を楽しめる5個入りの「パレドオール クインテット」などは3,000円以下で購入可能です（2025年時点・税込）。パッケージも洗練された高級感があるので、ちょっとした手土産や、日々頑張っている自分へのご褒美として考えれば、コストパフォーマンスは決して悪くないと言えるでしょう。

（出典：ショコラティエ パレ ド オール公式オンラインショップ「パレドオール 12個入」）

パレドオール チョコの評判と店舗情報

商品の味については文句なしの評判ですが、実際に購入するとなると、店舗の雰囲気や使い勝手といったサービス面も重要ですよね。ここでは、お店の口コミや実用的な情報について詳しくまとめていきます。

銀座店などで気になる接客の口コミ

実店舗の評判を詳しくリサーチしていると、少し気になるのが「接客」に関する一部の厳しい口コミです。

青山店や大阪店に関しては、「サロンの雰囲気が素敵」「スタッフの商品知識が豊富で相談に乗ってくれた」といった高評価が多いです。一方で、銀座店（テイクアウト専門店）に関しては、「場所を尋ねても案内が不親切だった」「対応があっさりしすぎていて冷たく感じた」といった意見が、口コミサイト上で散見されました。

銀座という土地柄、また高級ブランドという性質上、お客様側の期待値も非常に高いため、少しの対応のズレがギャップとして感じられやすいのかもしれません。

【購入時の心構えとして】

店舗や担当スタッフ、混雑状況によって雰囲気は異なる可能性があります。ただ、商品の品質自体は揺るぎない「本物」ですので、「美味しいチョコレートを買う」という目的であれば過度に心配する必要はないでしょう。

贈り物に重要な賞味期限と日持ち

ギフトにする際、一番気をつけなければならないのが賞味期限です。パレドオールのボンボンショコラは商品や販売ルートによって表記が少し異なりますが、代表的な「パレドオール 12個入」の場合、商品到着日より約2週間（外装表示としては「製造日より14日」など）が目安になっています。

クッキーなどの焼き菓子であれば1ヶ月以上持つものも多いですが、フレッシュな素材を使うボンボンショコラは鮮度が命です。渡す日が決まっている場合は、あまり早く買いすぎないように注意が必要です。

保存方法のポイント

推奨されている保存環境は、公式オンラインショップでも案内されているように「高温多湿・直射日光を避けた15〜18℃程度の涼しい常温」です。

• 夏場（5月〜10月頃）：室温が高くなるため、冷蔵庫で保存する場合は箱ごと密閉袋などに入れてから野菜室に入れるのがおすすめです。食べる前に少し常温に戻すと、香りが開いてより美味しくいただけます。
• 冬場：暖房の効いていない涼しい部屋（玄関や廊下など）であれば、常温での保管が可能です。

通販やお取り寄せでの購入方法

「食べてみたいけど近くに店舗がない」という方でも大丈夫です。パレドオールは公式オンラインショップや、大手百貨店のオンラインストアでも購入が可能です。

特にバレンタインシーズンは、店舗に行くと入店待ちの行列ができることも珍しくありません。スムーズに手に入れるなら通販の利用が賢い選択かもしれません。

また、パッケージのサイズ感についても触れておくと、4個入りや8個入りの箱は幅19cm前後とコンパクト。厚みもおおよそ2cm程度なので、ビジネスバッグの隙間にもすっと入ります。重さも軽いので、出先で渡す手土産としても非常に優秀です。

ゴディバなど有名店との比較

高級チョコを選ぶ際、よく比較対象になるのがゴディバ（GODIVA）、ピエール・マルコリーニ、ジャン＝ポール・エヴァンといった海外の有名ブランドです。

ブランド	特徴・イメージ	おすすめのシーン
パレドオール	日本発・完全自家製 カカオの鮮烈な香り、和素材との融合、職人気質	本物志向の方、お酒好き、特別な相手へのギフト
ゴディバ	圧倒的知名度 甘みが強くリッチ、万人に愛される味	絶対に外せない義理チョコ、ブランド重視の方
ピエール・マルコリーニ	ベルギー王室御用達 カカオへのこだわり、スタイリッシュなデザイン	おしゃれな女性、トレンドに敏感な方

ゴディバなどは知名度が抜群で「誰にあげても安心」という強みがありますが、パレドオールは「知る人ぞ知る日本の名店」というステータスがあります。

また、海外ブランドの多くは日本向け商品も含めて本国や海外工場から輸送されますが、パレドオールは国内で製造されているため、できたてに近い香りと鮮度を楽しめるという点では大きなアドバンテージがあります。「海外ブランドのチョコは食べ飽きた」「もっとカカオの個性を感じたい」という方には、断然パレドオールをおすすめします。

パレドオール チョコの評判総まとめ

ここまで「パレドオール チョコ 評判」について徹底的に調べてきましたが、結論として、味に対する信頼度は極めて高いブランドだと言えます。

三枝シェフの「Bean to Bar」への狂気的とも言えるこだわりは、全ての製品に色濃く反映されており、その味は多くのチョコレートファンを魅了して止みません。

• カカオ本来の香りを楽しみたいなら：看板商品の「パレドオール」
• お酒好きの方へのサプライズなら：「獺祭ショコラ」
• 新しい味に出会いたいなら：「ホワイトチョコレート（ブラン）」
• 自分への最高のご褒美なら：サロンでの「パフェ」

店舗ごとの接客には多少のばらつきがあるかもしれませんが、それを補って余りある「本物の味」と「体験」がここにはあります。大切な人への贈り物に、あるいは自分へのご褒美に、ぜひ一度その味を確かめてみてくださいね。