ホームセンター社員からメーカー営業に転職して年収が200万UPした経緯

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転職して6年経過。

前職から年収が200万UPは信じられないかもしれませんが、本当の話です。

日本の平均年収(416万)の方は難しいかもしれませんが、私の場合は元々給料が低かったため、実現できました。

現状の年収が350万前後の方なら、年収200万UPの可能性はありますので参考にしてみてください。

この記事では新卒から丸7年勤務したホームセンターの販売員を辞めて、6年で年収が200万UPした経緯などをまとめています。

目次

ホームセンター社員、当時の年収

※入社当時の初任給です。現在は23万に変わっています。

入社当初の基本給は181,000円。ボーナスは年2回でおよそ給料1ヶ月×1.2~1.5倍程度。

年収にして260~280万が新卒1年目の年収でした。

この時点で既に約100万もの年収差が発生しているほど、ホームセンター社員の給料が引くほど低いのがわかると思います。

(企業ごとの差は多少あると思いますが、どのホームセンターも似たようなもの)

年齢給は1年ごとに5,000円UP。30歳を超えるとUP額は3,000円程度に下がり、40歳が上限。←確か。

年2回の賞与は担当部門の実績と店長の評価次第。

店舗の客数に影響するため、近隣に競合店ができるとめちゃくちゃ厳しく目標実績に対し、前年比80%台だったときは毎月の手取り程度だったことも。

1回の賞与で貰えた最高額は、39万。あと一万で40万を超える!って思ったことだけはよく覚えてます。

ちなみに転職した年の最高年収は約360万でした。(総支給額)

転職後のメーカー営業の年収

前職の経験や知識を活かすことも考えて転職したメーカーは、ホームセンターでいう日用品部門に携わる企業になります。

大手メーカーへの転職は難しかったため中小企業になりますが、それでもホームセンターの店員とメーカー営業との差は大きいです。

転職直後の給与

勤務先で契約の給与支給額を見ると、既に385万。転職しただけで25万UP(1ヶ月で2万UPはデカい)

えっ、前職よりも高っ!と正直驚きました。

同じ職場の中途社員でも、人によっては前職よりかなり下がったという人がほとんどでしたが、私の場合は元々が低すぎたため入社時点で前職の給料を超えることに。

毎月の給料は24万5千円。賞与は年2回で約90万。

賞与が40万超えて、初めてもらえた時は陰ながら感動しました。

給与・賞与のUP額が段違い

特に大きく異なったのが、賞与のUP額です。

ホームセンターの賞与は若干増える程度で、実績が悪すぎると前回より下がることがありましたが、メーカーの場合は賞与のUP額がケタ違い(1年で5~6万UP)に増えたことで大きな差が出ました。

賞与のUP金額に比例して年収が大幅に上昇しました。

転職後の賞与は2回で約90万(試用期間を省いた満額の場合)ですが、6年目では賞与2回で約140万まで増加。

つまり、転職6年目で前職の賞与2回分を1回で貰っていることに…。

年1回の昇給も同じくUP金額は倍。

やっぱり、メーカーっていいなぁ。と実感した1つです。

ホームセンターをそのまま続けた場合との比較

転職せずに今もホームセンターの店員を続けた場合と、メーカー営業の場合とで比較すると下記のようなグラフになります。

転職後6年経過し、現状560万に対し前職を続けていた場合は428万。約130万もの差が出る結果に。

※勤続年数内での平均UP金額で算出。ホームセンター:年11.4万UP メーカー:年29.1万UP

傾向値を元に算出すると、転職10年後には200万もの差がでている可能性が高いです。

仮に前職でバイヤーや店長に昇格していた場合、年収が100万増えたと過程してもメーカー営業には届かないので転職して正解でした。

なぜメーカー営業にしたのか?

1番の理由は、前職に関係する職業に就きたいと考えていたからです。

少なくとも7年間で得た前職での知識や経験を無駄にしたくなかったので、なるべく関係性の高いとこは?と考えると取引先側がベストだ。と結論に至りました。

前職の時に取引先の営業担当へ転職するならメーカーと問屋どっちがいいか?を質問してみたところ。

20人中、全員がメーカーを選び「問屋は激務で大変」と口を揃えて言っていたこともあり「メーカー」一択でした。

実際に働いてどっちが良かったか?

メーカー営業は6年経過しますが、実際に働いてみた結果。メーカー営業で正解でした。

仮にホームセンターの店員か、問屋の営業かを選ぶとするなら「ホームセンターの店員」を選びます。問屋の営業は仕事量に比例した収入ではないので。

※日用品関係に限ります。他の部門に関しては異なるかもしれません。

転職後に取り組んだこと

先輩社員の真似・強みを伸ばす

営業ノウハウは0だったので、考え方を含め最初はとにかく真似をしました。

慣れてからは先輩社員の仕事のやり方を見て、自分ならどうするか?

営業の立場・販売員の立場の両方の視点で考えられることは今後の強みになると思っていたので、常に意識して行動していました。

デスクワークスキルを身に着ける

営業活動は元販売員の経験もあるので分かることもありましたが、問題は今までほぼ使ってこなかった資料作成や分析のためのExcelスキル・パワポ作成には苦労しました。

YouTubeや書籍で基本的な使い方から関数の活用方法など。実務を通して約半年間、独自で勉強した甲斐もあって、今では簡単なマクロも使えるまでに。

社内での評価を上げる

人の印象は一度定着すると中々変わらないので、周囲に仕事が出来る感を持ってもらうことを常に意識していました。

実際は覚えが悪く、理解力も低い。凡人以下の人間です。

前職の経験により、自分の方が詳しいこと。(例えば商品陳列の仕方など)を活用して出来る人を演じてみたり……。

担当を持ち始めてからは、「社内評価を上げる=給料UP」のために、他の営業がやっていない新たな取組をいくつか試し、自主性を持っていることをアピールしました。

新たな取組といっても、私自身凡人なので良いアイデアなど浮かぶわけもないので、前職でやったことで使えそうなものを置き換えたり。

結果的に、そこそこの評価は持ってもらうことに成功し、1年後に昇格。3年後にも昇格と比較的早いスピードで手当てを増やすことができました。

収入UPによる生活の変化

手取りにすると278万と450万。これだけの差があると生活が変わります。

月々の収入にならすと、使えるお金は23万と38万。

生活費や貯蓄を差し引くと単身なら23万でもギリギリやっていけますが、子供がいると奥さんの給料に頼るしかありません。

前職では子供が欲しくても収入の問題で悩む方も多くいました。

めちゃくちゃ贅沢はできませんが、毎月15万も使える金額に差があるとやりたいことの選択肢が増えるので、以前の私と同じような方がいれば頑張ってみて欲しいです。

結論、販売員よりメーカー営業が断然いい

メーカー営業が良い点は所得面だけではありません。

休日はもちろん土・日・祝日でGWや年末年始等の連休があるので、イベントや行事などに参加しやすい。

日々の営業活動は店舗で働くよりも体力的に楽。

店舗での同じ部門内での面倒な人間関係にも悩むこともありません。

今の職場では直行直帰OKで個人毎に営業車が支給されているのでかなり自由。(メーカーによりますが)

結論、販売店勤務よりメーカーがいいです。

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