WordPressの参考書は種類が多く「Wordpress入門編」の書籍だけでも数えきれないほどあります。そんな数多くある書籍の中から自分に合う物はどれなのか?
ブログ初心者の方はどれを選んでいいか分からないハズです。
またWordpress初心者といってもレベルは様々ですし、求めていることも違います。
- これからWordpressでブログを始める人
- 数記事書いた人
- CSSやHTMLを分かるようになりたい人
- 始めてから半年以上経過した人
- デザインをおしゃれにしたい人
など、同じ初心者でも人それぞれです。
「初心者 おすすめ Wordpress参考書」で検索すると検索上位サイトにはもちろんその道のプロの方がまとめた書籍が紹介されています。
ですが実際に初心者が購入すると、中には自分が望んでいたレベルの書籍じゃなかったり、求めていた内容じゃない…ということがあります。
そもそも知識のある人が紹介しているので、初心者を大きく1つにまとめ過ぎていてギャップが起きたりします。
私自身、検索上位サイトを参考に購入したのですが当時のレベルに合わず。結局自分で新たに探しました。
そこで今回はWordpress初心者の方向けに、同じ初心者(ブログ歴3ケ月)が実際に読んだ7冊の中から、それぞれのレベルに合ったおすすめできる書籍をご紹介します。
- Amazonのレビュー数が多く、評価点が4以上の書籍を中心。いわゆる王道の書籍。
今すぐ知りたい方に
WordPressは全く分からない方へはこれがオススメ。
記事投稿を中心に一から知りたい方にはこちらがオススメ。
紹介するWordpress本7冊のまとめ
難易度は★の数が多いほど知識がある方向けです。
いちばんやさしい WordPress 入門教室 | 1冊ですべて身につく WordPress 入門講座 | いちばんやさしい WordPressの教本 | 知識ゼロからはじめる WordPressの教科書 | 本当によくわかる WordPressの教科書 | 本気でカッコよくする WordPress で人気のブログ | ビジネスサイトを 作って学ぶ WordPressの教科書 | |
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ページ数 | 343ページ | 343ページ | 280ページ | 239ページ | 271ページ | 263ページ | 405ページ |
発行日 | 初版第2刷発行 2021年2月28日 | 初版第1刷発行 2022年3月30日 | 初版発行 2019年8月1日 | 初版第1刷発行 2020年2月10日 | 初版第4刷発行 2018年11月15日 | 初版第1刷発行 2019年4月15日 | 初版第3刷発行 2020年11月20日 |
難易度 | |||||||
おすすめ度 |
2022年発行の書籍もありますが、中にはやや古いものがあります。新書で購入される場合、書籍の内容が一部最新に変わっている可能性もありますのでご了承ください。
1冊ですべて身につくWordpress入門講座
- これからWordpressを始める方
- オリジナルテーマを作ってみたい方
レンタルサーバーはロリポップが見本となっており、ドメイン取得~サイト立上げから分かりやすく説明されています。
管理画面のメニューの利用頻度を★3段階で一覧でまとめてあるので、全くの初心者の方にはとても親切です。
優先度はどれなのか。どこから学べばいいのか目安にできます。
WordPressのテーマは「Twenty Twenty-two」を使用されています。Cocoonのテーマで作る場合は設定できない項目もあるのでご注意ください。※Cocoonを使用する場合はCSSコードが必要です。
当然ブロックエディタでの説明なので安心です。記事投稿で使用する各ブロックの使用方法や写真の挿入など分かりやすくまとめられています。
全く何も分からない状態からでも読み進めば基本的な内容は理解し使えるようになります。
全343ページ中、237~339ページはオリジナルテーマを作成する手順が書かれています。HTML・CSS、PHP(プログラミング言語)の知識が無いと理解できません。読みましたが意味不明でした。
- SSL化が書かれていないのでネットで検索する必要がある
- プラグインの紹介が少ない。ネットで「初心者おすすめプラグイン」などで検索して調べた方がいいです。
- オリジナルテーマを作成するページは初心者には不要
SSL化の方法が記載されていないデメリットなどありますが、ネットで調べるとすぐに出てきます。
全体的にはこれから始める初心者の方向けでとても分かりやすい書籍です。
いちばんやさしいWordpress入門教室
- これからWordpressを始める方
- ブロックエディターの使い方を覚えたい方
レンタルサーバーはエックスサーバーが見本となっており、ドメイン取得~サイト立上げから分かりやすく説明されています。
テーマは「Twenty Twenty」をベースに筆者がカスタマイズしたテーマ「Primer of WP」で説明されています。
プラグインの紹介が程よくあり、コードを使用せずに無料で凝ったサイトにできます。
- スライドショーが使える「Smart Slider3」
- ブロック機能を拡張。デザインのバリエーションが増える「Snow Monkey Blocks」
など。
アナリティクスの登録方法も説明されています。
1からサイトを作り、全く何も分からない状態からでもわかるようになります。
記事投稿をするためのブロックエディターの使い方がより細かく説明されており「1冊ですべて身につくWordpress入門講座」よりもさらに実践的な書籍です。
- 筆者がカスタマイズしたテーマを参考にすると調べた際に答えが見つかりにくい
本気でカッコよくするWordpressで人気のブログ
- WordPressの基本的な使い方を理解した方
- CSSやHTMLの基礎知識を身付けたい方
ドメイン取得やサイト立上げ等の記載はありません。無料テーマの「yStandard」で説明されています。
CSS・HTMLの基礎を学びたい方には適切な書籍です。また無料テーマでお金をかけずにブログをやる方には参考になる部分が多いと感じました。
WordPressの基本的な使い方が理解できた後に読むくらいがいいです。
- 例で使用したテーマだとトラブルが起きた際にCocoonと比較し、答えが見つかりにくい。
- 知識として知っていたことに越したことはないが、有料テーマを使用する方は後回しでもいい。
ちなみに有料テーマの「SWELL」であればCSS・HTMLを使わずともクリックで済むことが多々あります。
いちばんやさしいWordpressの教本
- これからWordpressを始める方
- 1冊で幅広く知りたい方
レンタルサーバーはさくらインターネットで無料テーマの「Lightning」を使用。
全体的に分かりやすく、補足が充実しているので理解しやすいです。サイト設定や記事投稿のやり方、プラグイン、サーチコンソールなど含め7冊中最も幅広く説明している書籍なので1冊だけである程度分かるようになりたい方にはおすすめです。
ブロックエディターの使い方(記事投稿のやり方)についてはさらっと流す程度なので、重点的に知りたい方は「いちばんやさしいWordpress入門教室」がオススメです。
- 例で使用したテーマだとトラブルが起きた際にCocoonと比較し、答えが見つかりにくい。
- ブロックエディターの使い方を詳しく知りたい方には物足りない。
知識ゼロからはじめるWordpressの教科書
- これからWordpressを始める方
- ブロックエディターの使い方を覚えたい方
レンタルサーバーはさくらインターネットを使用しており、テーマは無料の「Twenty Nineteen」が例です。
ブロックエディターで説明し、ブロックの使い方が詳しく説明されています。
書籍の内容は「いちばんやさしいWordpress入門教室」に近です。1からサイトを作り全く分からない状態から読んでも理解できますが、比べると少し物足りない感があります。
- 例で使用したテーマだとトラブルが起きた際にCocoonと比較し、答えが見つかりにくい。
- 「いちばんやさしいWordpress入門教室」に比べてやや物足りない。(読みやすさが違う)
本当によくわかるWordpressの教科書
- これからWordpressを始める方
- 自分が作った商品やサービスをサイトで売りたい方
レンタルサーバーはロリポップで、テーマは「Twenty Seventeen」を使用。
クラシックエディタでの説明なので初心者にはわかりにくいです。
ショッピングカート機能の説明が1章分(約30ページ)あります。サイトで自らの商品を販売することを前提にサイトを作られる方にはオススメ。
説明の工程は分かりやすいです。
- 例で使用したテーマだとトラブルが起きた際にCocoonと比較し、答えが見つかりにくい。
- クラシックエディターが例なのでこれから始める方(ブロックエディター)と画面が違う。
ビジネスサイトを作って学ぶWordpressの教科書
- PHPファイル・HTMLファイル・CSSファイルを一から学びたい方
- オリジナルテーマを作ってみたい方
圧倒的な分厚さ。コードだらけでとても初心者向けとは言えません。
序盤でWordpressのオリジナルテーマの作成方法が記載されており、全体的に難しめです。
PHPファイル・HTMLファイル・CSSファイルを一から学びたい方にはオススメの1冊。
WordPressの使い方がある程度分かり、コードに興味がある方やもう少し知識を付けたい方向けです。
- 初心者向けではない
まとめ
ブログ初心者といってもレベルは様々ですし、やりたいことも人によって様々です。記事執筆以外にもサイトデザインも見栄えを良くしたい方もいると思います。
今回紹介した中で基礎的な部分から学ぶ方には下記の4冊が対象です。
説明項目 | いちばんやさしい WordPress 入門教室 | 1冊ですべて身につく WordPress 入門講座 | いちばんやさしい WordPressの教本 | 知識ゼロからはじめる WordPressの教科書 |
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デザイン面 | ||||
エディター 使い方 | ||||
設定面 | ||||
おすすめ度 |
どの書籍も全くの初心者が読んでも分かりやすいようになっています。
おすすめはいちばんやさしいWordpress入門教室です。
初心者向けのWordpress本(4冊)の内容のほとんどは1ケ月もブログを続けてれば自然と身に付いてきますが、中には意外と知らなかったやり方など発見できます。
時短にも繋がりますので、ある程度できるようになった方でも何かしらの勉強になるので手元に1冊は持っておくことをおすすめします。
ある程度分かるブログ初心者の方にはこちらがオススメです。
いたるところに「コラム」が書かれており、例えば画面が真っ白くなった際の対処方法など。数多くのためになることがちりばめられています。是非購入下さい。
以上、「【初心者必見】Wordpressの参考書7冊から選ぶ初心者向けのオススメ本」でした!!!