トラックボールの中でもコスパの良いM-XT3DRBKは使いやすいのか?デメリットは何があるのか?
マウスの特徴やカスタムボタンの設定方法も合わせてご紹介します。
- トラックボール選びに迷っている方
- 使いにくそうと思っている方
1ヵ月使用したレビューなど参考にいただければ幸いです。
ちなみにAmazonで「黒玉」なら3,000円程度と安いのでオススメです。
- 主流の光学式マウスと比べてどっちがいいの?
- トラックボールは抵抗がある
という方には、光学式マウスとトラックボールのどちらが効率的なのか?別記事でまとめました。
ボールだけでも販売されており、メンテンナスもラクです。
M-XT3DRBKの仕様
トラックボールの中では128gと軽く、初めてトラックボールを使用される方にオススメできるマウスです。
サイズ | 幅94.7mm×奥行124.4mm×高さ47.9mm |
重量 | 約128g ※電池は含まない |
接続方法 | USB |
ボタン数 | 6個(ホイール含む) |
連続動作時間 | ローエナジーモード:約125時間 ハイスピードモード:約76時間 |
M-XT3DRBKの特徴
- 吸いつくようなフィット感
- チルトホイールで左右の移動がラク
- ポインタの移動速度が手軽にできる
- 進む・戻るボタンがついている
- カスタマイズが便利すぎる
デメリットは女性にはやや大きく感じるサイズです。
トラックボールの性能比較「M-XT3DRBK-G」はコスパ最強
M-XT3DRBK-G | M575S | M-XPT1MRXBK | |
---|---|---|---|
ブランド | エレコム | Logicool | エレコム |
サイズ | 幅94.7mm×奥行124.4mm×高さ47.9mm | 幅100mm×奥行134.0mm×高さ48.0mm | 幅108.0mm×奥行135.0mm×高さ47.7mm |
重量 | 約128g | 約145g | 約147g |
接続方法 | USB | USB | USB or 有線 |
Bluetooth | 未対応 | 対応 | 対応 |
ボタン数 | 6個 | 5個 | 8個 |
チルト機能 | 有り | なし | 有り |
ポインタ速度 変更スイッチ | 2段階 750/1500 | なし | 3段階 500/1000/1500 |
連続動作時間 | ローエナジーモード:約125時間 ハイスピードモード:約76時間 | 2年 | ローエナジーモード:約134時間 ハイスピードモード:約91時間 |
価格 | 約4,000円 | 約6,000円 | 約8,000円 |
購入する | 購入する | 購入する |
価格は約4,000円ですが、ボールが黒の「M-XT3DRBK」は約3,000円なのでお買い得です。
吸いつくようなフィット感
手全体のフィット感が凄いです。特に手のひらから指先にかけての部分がマウスにフィットします。
「マウスを握るだけでリラックスできる」と言っても過言ではないくらいに握り心地がいいです。
マウスを動かして作業する光学式マウスと違い、手は動かさずマウスに手を置いたまま使用することを考えれば、疲れにくいので長時間の作業にも適しています。
チルトホイール機能搭載で左右の移動がラク
上下のスクロール以外にもホイールを押しながら左右に倒すことで横へのスクロールが可能です。
Excel作業で横に長いデータなどを扱う際にわざわざページ下のスクロールバーを動かさなくて済むのでラクです。
簡単なスイッチ切り替えでポインタの移動速度が変更できる
ホイールの上に切り替えスイッチが付いています。
カーソルの移動速度が2段階(LOW・HIGH)で切り替えることができます。PCの設定画面からカーソルの速さを調整しなくてもスイッチの切り替えだけで出来るので便利です。
illustratorなど細かい作業をする場合は遅く、普段は早くなど好みに合わせて手軽に調整できます。
進む・戻るボタンがついている
光学式マウスでも「進む・戻るボタン」が付いているタイプがありますが、意外と使っていない方が多いです。
以前使用していたマウスにも「進む・戻る」のボタンが付いていましたが、押しづらかったので使っていませんでした。
ただしこちらのマウスでは人差し指(左クリック)のすぐ横に付いており、押しやすいので作業効率が上がります。コピー(ctrl+C)や貼り付け(ctrl+V)などにも設定変更可能です。
ちなみに「進む・戻る」よりも「ctrl+C」「ctrl+V」が使用頻度が多いので設定を変えました。
ボタンのカスタマイズが便利すぎる
カスタマイズボタンが薬指の部分についています。
カスタマイズの割り振り機能は数多くあり、好みに合わせて設定できます。
薬指でのクリックは慣れないかもしれませんが、手にフィットするので押しやすいです。
数多くある中から、ダブルクリック、Enter、Deleteのどれにするか悩みました……。
【デメリット】女性にはやや大きいと感じる
光学式マウスの「エレコムM-XGM10DBRD」(左)と比較すると今回購入したエレコムM-XT3DRBK-G(右)を並べてみると分かりますが、ひと回り大きいです。
それぞれのサイズ分類は「M」と「L」です。
男性はちょうど良いサイズ感ですが、女性の場合大きく感じます。
【デメリット】ボールを使いすぎると親指が腱鞘炎になるかも
参考として私の場合は1日平均(5~6時間)を週7日間使い続けていますが1ヵ月経過した現状は大丈夫です。
スマホを頻繁に触り、親指を酷使されている方には疲労が溜まるので使いすぎにご注意ください。
梱包内容
箱を開けるとマウス以外に
- 電池
- 取扱説明書
が入っています。
取扱説明書にボタンの設定方法やマイクアシスタントのインストール方法が記載されています。
ボタン割り当て設定方法
「エレコム マウスアシスタント」で検索するとWindows版とMac版を選択します。今回はWindows版をダウンロードします。
画面最下部までスクロールするとソフトウェア使用許諾契約書がありますので一読し、同意してダウンロードをクリックします。
ダウンロードすると下記の画面が表示されます。
完了をクリックすると、ウインドウが表示されますので、「OK」をクリックします。
ダウンロード後のパソコン設定にもよりますが、基本ショートカットがデスクトップに表示されます。
クリックしファイルを開くと、下記の設定画面が表示されます。
左上にマウスの画像があり、現状選択しているボタンが黄色く光っています。
カスタムボタンの設定をしてみます。ボタン6をクリックすると項目がたくさん表示されます。今回はEnterキーを選択しOKボタンをクリックし、設定完了です。
まとめ:1日(2~3時間)使えば慣れる
ボール部分は慣れるまでは使いづらいですが、2~3時間使用も使用すれば慣れます。
慣れてしまえば、作業時間は確実に短縮できます。さらに生産性を高めたい方にはモバイルモニターが便利です。
性能面で優れているトラックボールですが、それ以上に光学式マウスと比べ、体の負担が少ないです。
光学式マウスを動かす場合、実際はマウスを左右上下に腕を持ち上げて動かしています。作業時間にもよりますが、1日で数千回腕を持ち上げていることと同じなので知らない間に腕や肩・手首への負担がかかっています。
対してトラックボールはマウスを動かさず、ただ置いているだけ。なので負担がほぼありません。
「パソコンして疲れる」という方は是非使用してみてください。
肩こりが特にひどい。という方にはトラックボールと併用してパソコンスタンドを活用すると解消されやすいです。