収入UPになる?稼げる人が自然とやっている「例え方」のコツ。

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分かりやすい文章や、伝え方をする人・そうでない人では「例える力・例える技術」が異なります。

プレゼンでの説明、業務内容の引継ぎ・知識がない人に理解してもらう時など、特に難しい内容を相手に伝える時に有効なのがイメージして理解しやすいように「例える」ことです。



わかりやすい文章を書くコツには、

  • 文章は短くする
  • ひらがなと漢字のバランスを調整する
  • 主語と述語はなるべく近くにする
  • 句読点は使いすぎない
  • 。を使用したら行間を変える


など、様々な書籍で共通して書かれている内容です。



これらのコツ以外に、

「伝え方が上手い人の特徴はなんだろう?」と、ふと思った時に上手く伝える人は共通して「たとえ方が上手い」と気付きました。きっかけになったのはヒトデブログで有名なヒトデさんです。

ブロガーの方はほぼ全員知ってる?くらい知名度が高い方です。知らない方はYouTubeもやられているので何気ない一言がとてもわかりやすく例えられています。

そこで今回はどのようにすれば上手くできるのか、実際に書籍を読んで参考になった点をご紹介します。


目次

そもそも例えるとは?

何気ない会話の中で自然と使っていますが、いざビジネスの場や文章にすると思ったように伝わらない・・・ということを経験したことはありませんか?



例えることとは、「身近でない物をより身近な物に置き換えること」です。

身近でない物をより身近な物に置き換えること

  • 専門性が高い
  • 内容が難しい

このような場合、知らない人へ伝えることは至難の業です。


そこで身近な物に置き換えることにより共感が得られた結果、理解度が増します。


例えばブログを始める際に出る用語で、ドメイン・サーバーがあります。
知らない人に向けてこれが何なのかを、住所・土地を例えて説明されることがあります。

このように誰もがイメージできるものに置き換えることが前提になります。

類推(るいすい)の仲間。

類推とは

  • AとBは大きなくくりでは一緒
  • AとBの共通していることはここ
  • AとBのここと、ここは違いそうだ。


このようなこと一瞬で判断する能力のことです。

例えばヨーロッパへ旅行に行き、地下鉄に乗った場合。

ヨーロッパは日本と違って改札口がなく、車掌が抜き打ちで切符をチェックします。初めて旅行へ行った際は戸惑いますが、すぐに慣れます。電車を乗り換えて、次に乗るときには類推できているので戸惑いません。

上手く例えると、どんなメリットがある?

メリットは3つあります。

  1. 相手に伝わりやすくなる
  2. 感情を共有できる
  3. オリジナリティが出る


①と②はイメージするとわかると思います。


③のオリジナリティが出ることは、ブログで収入を得たいと考えている方にはSEOの観点から考えると取り入れたい内容ですし、営業などビジネスの場では他人との差別化を図りたい方にも参考になります。


また、たとえる力は3つの力に繋がります。

1.わかる
例えることを考えることにより、自分自身の理解を深める類推する力が身に付く
2.伝わる
上記の説明と被りますが、難しいことを説明するときに役立つ
3.ひらめく
化学の授業ででる「周期表」スイ・ヘー・リー・ベ、と覚える元素記号なども考えたロシアの科学者はトランプのソリティアを見て思いついた。



たとえ話が上手な人=ひらめくこと(アイデアマン)だったりします。
つまり例え方が上手くなると、自然にひらめきも増えてるのではないでしょうか?

どのように例えればよいか?

いくつかの型をベースとして考えると例えやすくなります。


視点・状態・感情などです。

たとえ話を作るいくつかの視点

視点

  1. 似た物から探す(形・色・動き)
  2. よくある表現をアレンジする
  3. 得意分野を利用する
  4. 学校をテーマに考える
  5. 著名人を使う
  6. 動物を使う
  7. 想像力を利用する

①似た物から探す(色)の例
→シャア専用のような赤い服。→ブルーハワイを食べ終わった後の舌のような青。


④学校をテーマに考える例
→急に実習になった時のような喜び。→理科室のような匂い。

状態をたとえる

状態

  1. 広い・狭い
  2. 大きい・小さい
  3. 長い・短い
  4. アウェー感・ホーム感
  5. 偶然
  6. 待つ
  7. 別世界

①広い・狭いの例
→体育館のように広い。→押入れのように狭い


⑥待つの例
→飛ばせない音声ガイダンスを聞くように待つ。→ヨシ!と言われるまでお座りする犬のように待つ。

感情をたとえる

感情

  1. 驚き
  2. 寂しい
  3. 優しい
  4. 悔しい
  5. 悲しい
  6. 孤独
  7. 後悔

①驚きの例
→オダギリジョーが本名と知った時のように驚く。→浴槽にお湯をはったつもりが水だったときのように驚く。

⑦後悔の例
→スラムダンクを全巻売ってしまった時のような後悔。→初恋の人に告白出来なかった時のような後悔。

わかりにくいと感じる原因

言葉が難しい
自分の常識は、他人の非常識。横文字を並べない。省略しない「レンチン」など
誰もがわかる言葉を選ぶ。
理屈が飛んでいる
お前のものは俺のもの。俺のものは俺のもの。と理屈は通っているが、間の説明が飛んでしまう場合
誰にでも当てはまるようにすることに失敗している
カレーの作り方を知りたい人に作り方を教える場合。「手順が知りたいのか」「オリジナルのものが作りたいのか」人によって違う。この場合あらゆるタイプのカレーに対する作り方の手順を網羅して説明しないといけない。

参考にした書籍

今回2冊の「たとえ」についての書籍を参考にしました。そもそも例え方についての書籍が少なかったです。

1冊目「たとえる技術」

たとえた例が数多く書かれており、参考になります。ただし中には日本語がおかしい。使用しないような例えもあります。


読んだからと言ってすぐに出来るわけではなく、感覚的に理解が出来るようになります。


新しい発想が苦手な方や、頭が固い。という方にはオススメかもしれません。
今までにない発想の例えや、ヒントが見つかると思います。


2冊目「たとえる力で人生は変わる」

例え方について論理的に考えられており、どのように例えることが最適なのか?考えを導き出すまでの工程など細かく書かれています。

会話の中で即実践するのは厳しいですが、文章を書く際は考える時間があるので、活用できると思います。ここまで「例え方」に対して言語化された書籍はめずらしいです。

ただし例文に対しての例えがイマイチで残念な部分もありますが、たとえる考え方を身に付けるにはオススメです。

まとめ

思っていることが上手く伝わらない場合には、自分と相手との知識にギャップがあったり、立場が違う・性別が違うなど。様々な場面があります。

普通に説明すると時間もかかる。伝え方も難しくてうまくいかない。このようなことに対して「例える力」があるほど共感・納得しやすくなります。


普段の会話ではこのようなことは起きにくい(簡単な例えで理解できる)ですが、ビジネスの場面では難しくなります。


特にネットを通してほぼ文章だけの力で物やサービスを売る、ライターやアフィリエイターの方など稼いでいる人ほど例え方が上手い。


また例え方を磨くことで=新たなことを「ひらめく」力も上がります。
すぐに身に付く能力ではありませんが、まずスタートラインに立つために、考え方から知ることは必要かもしれません。



以上、「例える方法で変わる。わかりやすい文章を書く人、伝え方が上手い人がやっていること」でした!!!

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